説明には、「地獄谷は立山火山の水蒸気爆発でできた、多数の噴気孔や温泉の泉源などがある窪地で、日本で最も高所にある温泉としても知られています。
また、歴史的に立山の地獄は、全国の亡者が集まるところとされ、平安時代に書かれた記録や説話の中にもたびたび登場します。
江戸時代には立山信仰の中核をなすものとして、立山の地獄が立山信仰布教の手段として作成された『立山曼荼羅』に大きく描かれ、全国に広められました」とある。 |
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緑のないこの地獄谷は、地面のあちこちからガスや水蒸気が吹き上がっていて、強い硫黄のにおいに包まれている。その昔、立山には全国の亡者が集まったと言われるが、ここの光景にはまさに『立山曼荼羅』の絵がぴったり。
この異様な光景の中にはずっと留まってはいたくないのでどんどん進んで行くと、そこには亡者ではなく、温泉卵をつくっている人たちがいた。いきなり現実の世界に引き戻された。温泉卵が欲しくなったが、そこでは売っていなかった。 |