享保8年(1723年)に紀州藩がすでに社のなくなっていた王子社に緑泥片岩の碑を建てた。その碑と並んで宝珠と笠が失われた滝尻王子と同じ笠塔婆が建つ。大門王子には、熊野本宮の鳥居があっただろうと言われている。(熊野古道中辺路押印帳の説明より)