熊野三山の中心として、その厳粛なたたずまいは、遥かなる願いを込めて訪れた人々の心の中に、清く深く印象付けられる。
正面の神門をくぐれば、国の重要文化財である社殿が鎮座し、主神は家都美御子大神(けつみこのおおかみ)が祀られている。明治22年までは近くの大斎原(おおゆのはら)にあったが、大水害で被災し、現在の地に移された。
(熊野古道中辺路押印帳の説明より)