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▲吉駐車場〜林道歩き▼ | |||||||||||||||||||||||
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今年はお城旅行を優先して山歩きがあまりできていなかった。季節はすでにゴールデンウィーク前。最近この季節がやってくると長野入りして、キャンプをしながら長野の山を散策するのが恒例になってきている。そこで今回は、お城つながりで、長野市の髻山(もとどりやま)城址トレッキングに決定。 今まさに満開のリンゴ畑を抜けるように走って、吉駐車場(20台)には難なく到着。ネットからダウンロードしたトレッキングコースの簡単な地図はあったが、登山入口がまさか少し道を引き返したところにあったとは知らず、目の前の林道を進行方向に進んでしまった(12:50)。 この道がどこにつながるのか不安な気持のままだらだらと林道歩きを続ける。林道沿いには、スミレ、ヤマブキ、ムラサキケマン、タンポポ、遠くに桜も咲いている(お花畑参照)。ツクシの群生地も。4月末だがここでは東京の4月最初の野草が見られる。山も萌黄色から針葉樹の濃い緑までいろんな緑色が見られるのはこの季節ならでは。 20分ほど歩いて山千寺への道を分ける分岐地点となり、初めて指標が見つかった(13:10)。髻山まで1600mと出ている。よかった。どうやら林道歩きが長いコースを選んでしまったかもしれないが、髻山につながっていることが分かり一安心。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲髻山山頂〜元来た道〜吉駐車場▼ | |||||||||||||||||||||||||||||
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| 髻山山頂に到着(写真左)(13:45)。この山は、越後と信濃を結ぶ北国街道沿いにあり、武田・上杉氏の川中島の戦いの頃、武田・上杉両軍によって使用された山城。 「髻(もとどり)とは髪の毛をまとめて頭の上で束ねたところで、上杉謙信がここで頭を丸めて髻を埋めたことから名付けられたという言い伝えがある。また、山の姿が仏様の頭のような髻に似ていることに由来するとも言われている」 東屋を通り越して突き当りまで行くと、東側が開けていて長野盆地(善光寺平)を見下ろせる(写真左下)。先ほど渡ってきた千曲川の橋と菜の花畑も見える(写真下)。 山頂には、長野県で唯一の天文測量(星を観測して座標(緯度・経度)を決める測量)に使われた天測点がある(写真下)。「天測点とは、天文測量を行うための台として設置された基準点で、 昭和26年から昭和33年の5年間で全国48箇所に設置されましたが、そのうち長野県には長野市北部にある髻山山頂に一等三角点の傍に現存しています」 東屋のベンチでお昼を食べ、元来た道を戻っていった。駐車場(13:20)からの帰り、すぐ左手に本来スタートするはずだった、登山口を見つけた(写真下)。 お散歩コースだったが、春色の景色とお花たちに癒された。
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