2012年8月4日 |
知床ネイチャーオフィスのツアー「羅臼湖トレッキング+クルーズ(知床世界遺産コース)」のお徳なパックプランを申し込んだが、同じ日に両方をこなすのは時間的に無理があるので、クルーズを前の日の午後に(釧路からの移動の日なので出発時間の遅いFOXを選択)、トレッキングは(午前中しかないので)次の日の午前中にやることにした。 羅臼湖トレッキングはすでに山日記の方にアップしているが、ご覧のとおり雨。その前日はこの旅行で唯一晴れた日だったのでクルーズは最高だった。 ただ、海の上は予想以上に寒く、自分でもカッパを着ていたが、クルーザーに用意してくれていた膝まである防寒防水ジャケットが役立った(ルシャ湾のところでは一瞬、陸から流れてくる暖かい空気が感じられた)。 なんといっても、知床の山々や断崖の自然とそこに生きる動物を陸から離れて海から観察するというのはとても興味深く、実際、海から陸への生態系のつながりを持つ動物などいろんな動物や奇岩などを見ることができ、あっという間の3時間だった。 |
羅臼湖トレッキング(7,000円)+クルーズ(知床世界遺産コース=8,000円)のお徳なパックプランは両方で1万4000円。 羅臼湖トレッキング:8時〜13時まで(歩く時間はそのうちの約3時間) 知床世界遺産コース:知床岬までの往復クルーズ14時〜17時(今回は実際17時半まで)までの3時間余り |
●出発〜 | ||
→少し進むとカラフルなカヤックが見られた。 |
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このFOX2クルーザーで出発(2階の席) | カヤック | |
←最初の大きな滝は、フレペの滝、この滝には流れ込む川はなく、断崖の途中から地下水が湧き出ている。川もないのに水が流れ落ちている風景は不思議。次の日は陸からこの滝を見た。 |
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●海から見るフレペの滝 | 男の涙 | |
↓クンネポールはアイヌ語で「黒い穴」を意味する。この辺は洞穴が並ぶ。 |
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ケイマフリ | ウミウ | |
象の鼻 | クンネポール | ウキ |
←小型クルーザなので断崖のそばを走ってくれるが、海にウキやブイが浮かんでいるところは避けて、一旦沖の方に出て蛇行して進む。サケマス漁の定置網などを破らないようにしているため。 →オジロワシも絶滅危惧種。秋に川に遡上す るサケやマスを食べることによって、結果的には陸に栄養を与えているので、海から陸への生態系のつながりにも役立っている。 |
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沖の方に出る | オジロワシ:翼を広げると2mになる | |
↑FOXのガイドさんが岩壁にオジロワシが3羽いるのを見つけてくれ、船を近くまで寄せてくれた。とはいっても、裸眼だとかなり小さく、岩の模様によく似たこのオジロワシを識別するのは難しいが、カメラのズームではっきり見えた。 |
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柱状節理 | コケシ岩 |
●戻り | ||
帰りはかなり沖の方のコースを走って、今度はイルカを探してくれるそうだ。しばらくすると、イシイルカを見つけてくれた。遠くで泳いでいたのに、気がついたら船の横を少し泳いでまたどこかへ行ってしまった。動きが速すぎてカメラがついていかなかった。 港に着く少し前に、またクマを発見。今度は1頭のみ。なんとこのクルーズで、クマを3度も見ることができた。 |
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ルシャ湾と向こうに硫黄山 | イシイルカ |
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クルーザーから見える知床連山 | またクマが |
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