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![]() | ![]() 富士山と見物席と松の木と(城山) | ||||||||||||
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▲高尾山へ▼ | ||
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12月なのに1ヶ月前の陽気が続いてとっても過ごしやすい冬のある日、今年最後の山歩きに出発した。 |
▲各ポイントでの富士山▼ | |||||
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高尾山から景信山方面に向かって少し歩くと、「もみじ台」から再び美しい富士山が現れる。 たまたま横笛を吹いている人がいた。富士山にはその情緒ある横笛の音がよく似合う。 次のポイント「一丁平」は木々に覆われているため、あまり見晴らしは良くないが木々の間から富士山を眺めることができる。 そして城山へ。まるで富士山を見物するために神様が用意してくれたような山。穏やかな斜面にござを敷いて目の前に空高くそびえる富士山を眺める(一番上の写真)。下を見下ろせば、相模湖あたりから始まって、低い山々の上により高い山々が次々と重なり、それらのレイヤーは天に向かって少しずつ色が薄くなっていき、美しいグラデーションを作り出している。そして、最も天に近い場所には白い雪の衣をまとった美しくて品のある富士山が君臨している。その崇高美に思わずひれ伏してしまいそうになる。 ぽかぽか陽気のなか、そんな富士山を見ながら、ビールとおでんを楽しむ、という至福のひと時。 |
▲景信山▼ | ||||
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いつまでものんびりしたいところだが、今日の目的は景信山。 小仏峠からは、これまでのなだらかな登山道が少し急登になり40分あまりで景信山に到着。 ここからの見晴らしはあまりよくないが、霞に溶け込んでしまうぐらい白くなった富士山を木々の合間から見ることができた。午後1時を過ぎていたのに、最後の目的地までその美しい姿を見せつづけてくれた富士山にはとっても感謝。富士山にお疲れ様と言いたくなった。
| ![]() 景信山からの富士山 |
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