一丁平のヤマザクラ | |||||||||||||
|
▲タカオスミレを探して▼ | ||
この日の天気予報はよくなかった。一日中どんよりした曇りでしかも真冬並みの寒さになるという。山では雪もちらつくかも...。 その辺一帯にこげ茶の葉っぱはあるが、花は開きかけのが一輪あるだけ。よ〜く観察して、花の中心部は確かに黄色で、これがタカオスミレであることを再確認! こげ茶の葉っぱは他の種類のスミレのそれよりもかなり大きめで、花はその中に埋まるように、しかも下向きに咲いている。地面に下を向いて咲いた花の写真は撮りにくい。しかも花は完全に開いていない。完璧な写真にはならなかったが、とりあえず写真に残せて満足(写真左上)。目的はかなり簡単に達成された。でも、タカオスミレを見たのは後にも先にもこれだけだったので、後から思うとかなりラッキーだったかもしれない。 |
▲春の花々と萌黄色の木々▼ | |||||||||||
我々の足を止めるのはタカオスミレだけではなかった。ミヤマキケマンやニリンソウ、ヨゴレネコノメなどいろんな花(お花畑をクリック)に出会うたびに名前を本で確認し、観察しながらゆっくり歩く。ニリンソウは確かに二輪ずつ咲いているのだが、どれも背丈が違うところがおもしろいし、スミレの花の後ろにコブのようなものがあるのを発見してびっくり、などなど。おかげで、金比羅台に着いたとき、出発してからすでに1時間以上経過していた(11:30)。 ここからは、萌黄色の山々と関東平野を見下ろすことができる。芽吹きが始まったばかりの大きな木に近づいてみると、小さな小さないちょうの葉っぱが芽から出てきたばかり(写真下左)。かわいい!触らずにはいられない。みずみずしいこの萌黄色にありあまる生命のエネルギーを感じることができる。 | |||||||||||
|