@燕岳 | |||||||||||||
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▲しゃくなげ荘〜燕岳登山口▼ | ||
少し遅めに取った夏休みを利用して、かねてからの願望だった、燕岳〜大天井岳〜常念岳の縦走(2泊3日)を行うことに決定。中房温泉付近の駐車場は2日間しか駐車できないので、穂高温泉郷しゃくなげ荘近くの登山者用駐車場を利用。前日ここに車を駐車して仮眠。登山は混雑を避けて月曜日の朝出発。夏のピーク時なら、しゃくなげ荘から中房温泉まで早朝バス(5:15発)で行けるのだが、ピークを過ぎたこの時期、平日は早朝便がないので、タクシーを呼んで中房温泉まで行く。 たまたま我々が乗ったタクシーの前に中学生を乗せた貸切バスが4台も続いて走っている。狭いくねくね道を慎重に走るバスの後ろでしばらくいらいらしていたら、すぐ前のバスがすれ違いポイントで道を譲ってくれた。しばらくして次の一台。その後また一台、そして最後の一台と全部抜くのにかなり時間がかかり、その後少し走ったら中房温泉(写真C)に到着。バスの後ろを走ったためか、タクシー代は5,600円。少し高めになったかもしれない。 |
| ▲燕山荘〜燕岳▼ | ||||||||||||||||
最後にお花畑の急斜面をひと登りすると燕山荘に到着(12:15)。それまで見えなかったすばらしい展望が開けた。何よりもまず、自分の目線の高さに堂々たる北アルプスの山々が槍ヶ岳から野口五郎岳、立山までズラリとクッキリとドッシリと並んだ姿は圧巻!(パノラマ写真下)。それを見ている場所は花崗岩の白砂の上で目にまぶしい。左手にはヨーロッパ風の燕山荘(写真M)、右手には花崗岩の白と低木の緑のコントラストが青空によく映える燕岳(写真@)。すべてが別世界! イルカの岩やメガネの岩を過ぎてしばらく歩くと頂上に到着(14:10)(写真O)。燕山荘が遠くに見える(写真P)。展望はいいが、午後も遅くなると雲が増えてきて、槍ヶ岳の先端が雲から見え隠れしている(写真Q)。狭い頂上に人が増えてきたので、下りることにする。 | |||||||||||||||||
燕山荘からの展望 | |||||||||||||||||
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(上のパノラマ写真は翌日の朝のくっきりした姿を撮影) | |||||||||||||||||
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R富士山(S白馬岳方向) | 翌日のご来光は5時25分ごろ。お天気はこの日も快晴。前日午後遅く燕山荘に着いたあの中学生の団体さんもみんな別館のベランダに腰を下ろしてご来光を待っている。お日様の赤い光がまだ薄暗い空に360度ぐるりと輪を描いている。その延長線上には富士山も顔を出している(写真R)。北方向に目を向けると鹿島槍ヶ岳や白馬三山の山々もくっきり見えた(写真S)。この時間は、地図上に描かれている山々がすべて見えるといっても過言ではないぐらいだ。日が登り始めると、槍ヶ岳をはじめ、裏銀座の山々が赤く染まった(写真下パノラマ)。 | ||||||||||||||||
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朝日に赤く染まった裏銀座の山々 | |||||||||||||||||
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