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![]() | ![]() 遠くから「大小」(直下から「大小」) | ||||||||||||||
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ハイキングコースマップ | ▲登山口〜尾根〜洞窟▼ | ||||||||||
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東北道佐野藤岡ICを降りて少し走ると遠くからでも「大小山」がわかった。山肌に大きな「大」と「小」の文字が貼り付けられているからだ。 わくわくした気持ちに逆らうように雨が落ち始めた。今朝はいつもより暖かいので空が霞んでいるだけと思っていたのに...。今日の天気予報は確か晴れだったはず。でも風があるので、しばらく様子を見ていたら止んだ。そしてうれしいことに雨が降る前よりも空が青くなった。 阿夫利(あふり)神社の近くの駐車場に駐車して、なぜかベンチが置かれていてバス停のような雰囲気の登山口(写真左上)から出発(12:30)。 いきなり雑木林の中に入り、急な上りを歩く。これが下りだったら滑りそうで危ないなと思いつつ、それでも周囲の木々を楽しみながら15分ほど歩くと、岩場を登って尾根に出た(写真左中央)(12:45)。 道は緩やかになり展望はよくなった。「大小」の文字も近づいてきた(写真左中央マウスオーバー)。さらにしばらく歩くと、開けた場所に出た。ここからは「みかも山」方向の関東平野の展望がすばらしい。 その後、女性数人の声が近づいてきた。自分たちは『山と渓谷』のコースとは逆を歩いているというような話だ。この人たちも『山と渓谷』を見てきたにちがいない。実は今回もまた『山と渓谷』に出ていた山を歩いている。 その人たちに道を譲って少し歩くと、露岩が現れる。縦に割れ目が入った柱状節理の岩のようだ(写真下)。このような岩はこれからもところどころに現れて、山歩きに変化をつけてくれることになる。このとってもスリリングな(?)(黄色と黒の)ロープ付きの岩場を登り切ると、右手には標高が上がった分前よりもすばらしい展望が広がっていた(写真左下)(13:00)。 | |||||||||||
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| ▲大小山〜見晴台〜女坂〜阿夫利神社(登山口)▼ | ||||||||||||||||
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![]() 大小山山頂 ![]() 男坂と女坂の分岐点(ここで合流) ![]() 石尊の滝(阿夫利神社) | ここでは休憩せず、引き続き次の大小山へ。いったん南へ下ってから上るのだが、この下りがまた急な岩場(写真下)。ゆっくり慎重に下りたらすぐそこに見えるこんもりとした山が大小山。ピンク色の露岩(写真下)を一息で上ったら山頂(写真左上)(13:42)。 遠くからも見えたあの「大小」の文字がある岩壁(天狗岩というらしい)の上に立っている。すぐ隣には先ほど立った妙義山山頂が見える(写真左上)。展望は隣の山で十分楽しんだので写真を撮ったら、この岩壁に張り付いた「大小」の文字を近くから見上げる見晴台まで下る。 少し下ってほとんど垂直に立った鉄梯子(写真下)を降りると、あずまやのある見晴台に到着(13:50)。目の前にある天狗岩のすぐ上方を見上げるとそこには大きな大きな「大小」の文字(写真一番上マウスオーバー)。見晴台なので遠くの景色もいいのだが、ここではそれよりもすぐ近くの「大小」の文字が気になる。誰もが思うことだろうが、どうやってこんな岩に貼り付けたのだろうか...。そしてなぜ「大小」なのか...。 あずまやでお昼休憩したら、下山(14:18)。途中で女坂と男坂に分かれる(写真左中央)(14:20)が、女坂を選択。樹林帯の暗い谷筋を歩き(写真下)、登山道5合目で男坂と合流する(写真左中央マウスオーバー)。男坂から続いてきた石の緩やかな階段をどんどん下りて行く。しばらくすると階段がなくなりなだらかな舗装道路になる。 右手に「石尊の滝」が見え(14:35)、そして阿夫利神社が現れ(14:43)(写真左下マウスオーバー))、登山口まで戻ってきた(14:45)。後からだが、阿夫利神社の社殿の奥には赤と黒の天狗様(面)が見える」と『山と渓谷』に書かれていたことを思い出した。 さらに神社の近くの説明書きには、「古来から大天狗、小天狗の住む霊場と伝えられ、中腹に大小の大文字が岩に懸けられて関東平野の名物であった。神社背面の滝を石尊の滝と称し、往時には四番滝まであり、滝に打たれる信仰の徒が関東一円から集まり大変な賑を示した。」とある。山歩きが終わると同時に「大小」のなぞが解けた。 この後、『佐野やすらぎの湯』でリラックスした後、『山銀』で佐野ラーメンを食べて帰途についた(写真下)。ちなみに『山銀』のラーメンは塩ベースで手打ち平麺の縮れ麺。贅沢を言えばもう少し歯ごたえがあればもっとよかったかな...。でも餃子はとってもおいしくて、追加注文しようとしたら、なぜか追加は二人前からといわれ断念した。 | ||||||||||||||||
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