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![]() | ![]() 山頂のウメの木と展望(鐘撞堂山山頂から) | ||||||||||||||
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▲鐘撞堂山へ▼ | ||||||||||||||
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羅漢山を下りていくと舗装道路に出た(15:40)。進行方向に冬枯れでふわふわした山が見えるがあれが鐘撞堂山だろうか...。 まっすぐ歩いてすぐ左側に円良田湖(つぶらたこ)(写真上)。近づいて見たところ小さな池ぐらいにしか見えないが、地図を見ると奥に広がった比較的大きな湖のようだ。湖畔にサクラが咲く頃、賑わうそうだ。 にゃんこが3匹いる民家(写真上)を通り過ぎて、照葉樹林が混じった林の中の平らな林道を歩いていく。 次第に照葉樹林が少なくなり(写真右上)、ほとんどが裸の木々となり、それが青空に透けてとても美しい。新緑の山や紅葉の山も美しいが、裸の枝だけで青空に描かれた自然のアートもまた味があり美しい。 しばらく歩くと舗装道路が山道となり右に回りこんで少し上っていくと、針葉樹林に囲まれた分岐点(写真右下マウスオーバー)にやってくる(16:10)。右に行けば大正池。鐘撞堂山へはまっすぐ進む。階段(写真右下)を上っていくと、展望が開けてきて鐘撞堂山の山頂に到着(16:15)。 | ![]() 林道(枯れ木) ![]() 鐘撞堂山への階段(分岐) | |||||||||||||
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| ▲鐘撞堂山山頂、下山▼ | |||||||||||||
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山頂の斜面に小さなフクジュソウ園地がある(写真下)。斜面の一角だけだが、この花はパラボラ太陽熱暖房システムといわれるだけあって、太陽をよく反射しているためか、そこの斜面だけが特に明るくなっている。虫はこの花の上で体を温め元気になって、せっせと花粉を運んでいるのだそうだ。人間の世界でいえば、この花は温泉のようなものだろうか。 山頂は開けていて、あずまやと展望台がある(写真左上)。さすがに4時を過ぎているので他に人はいない。さっそく展望台に上がって、開けた南側から寄居の町や奥武蔵の山並みなどの展望を楽しむ。とはいっても遠くは霞んで見えない。裸のサクラやクヌギなどの木々で少し寂しい山頂にウメの木が一本、花を咲かせている(写真一番上)。 なぜこの山が鐘撞堂山という名前なのかというと、「戦国時代は鉢形城の見張り場で、事あるときには鐘をついて合図したことからこの名が付いたといわれています。...天正18年、豊臣秀吉の小田原城征伐のとき、前田利家、本田忠勝などの群勢などに攻撃され落城した折、ここの鐘も取り去られたといい伝えられています」とある。 誰もいない山頂でゆっくりした後、来た道を戻っていった(16:40〜17:30)。この時間になると枯れ木が夕日に輝いてとても美しく(写真左下)、ちょっと遅めに来てかえってよかったと思った。 | ||||||||||||||
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