![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() 仁王像(鉄のワラジ) | ||||||||||||||
![]() | |||||||||||||||
|
歩いたコース | ▲駐車場〜秩父御岳神社の本殿▼ | |
![]() | ||
子の年の今年最初に歩く山は、名前に「子」のつく山、子ノ権現に決まり。吾野駅の近くにある、秩父御岳神社の近くの駐車場に駐車。普通のコースで行けば、コースの3分の2ぐらいは車道歩きでつまらない。そこで、往路は地図に点線(難)で描かれているコースを取ることにした。 近くの川の水は完全に凍っている。ここ数日、東京でもかなり冷えていたし2、3日前には雪も降ったので、奥武蔵の山には雪が積もっていてもおかしくない。だからアイゼンも持ってきた(凍りかけた雪の上を歩くのが怖いので)。 まずは、秩父御岳(御嶽)神社の鳥居をくぐる(写真左中央マウスオーバー)(11:35)。この神社は「母の病を癒すために木曽の御嶽山の行者となった開祖が、他の多くの人々にも神々のご神徳をと、明治28年、山頂に秩父御嶽神社を勧請。『おんたけさん』の呼び名で信奉を集めています。」ということで、この神社の名前は「みたけ」神社ではない。 緩やかな階段を上り、元帥の生前に銅像が建立された日本唯一の東郷元帥銅像(写真左中央)を通り過ぎる。この東郷公園は紅葉の名所だそうで、秋ならモミジを楽しめるらしい。しばらく歩くと、急な階段が目の前に現れる(11:50)。前方には限りなく階段が続いている(写真左下)。 上っても上ってもまだまだずうっと続く階段。途中から段数を数え始めたのだが、やっとたどり着いた山頂の秩父御岳神社本殿(写真左下マウスオーバー)(12:00)までは、祈祷殿からでも200段以上あったのではないかと思う。 本殿の前には「この本山は木曽御嶽山で、この拝殿にて拝礼する時、遠く本山までもこだまするようにとの願いが込められ、遥か信州は木曽の御嶽山を拝する向きに建てられています。」という説明書きがあった。 |
| ▲子ノ権現〜浅見茶屋〜駐車場▼ | ||||||||||||||||||||||
![]() | |||||||||||||||||||||||
![]() 二本杉 ![]() 本坊(本堂) ![]() 経ヶ峰の頂上からの新宿展望拡大(展望) | 10分ほど車道を歩くと、640mの山頂にある子ノ権現に到着(13:40)。832年の子の年、子の月、子の日、子の時刻に生まれ7歳で仏門に帰依した子ノ聖(ねのひじり)が、911年(延喜11)に創建した寺院。 まず初めに門前にある二本杉が目に入る(写真左上)。とはいっても向こう側の木は地上から2、3mで切り取られている。この二本杉は「子ノ聖が食事のときに箸がわりに使った杉の枝が根付いて成長したと伝えられる県の天然記念物」。樹齢およそ千年だそうだ。 参道を進むと黒門の向こうの両側に大きな仁王像が立っている(写真一番上)。「その勇壮な姿は邪悪なものを退治し、仏法を護持しようとする意味が込められている」とのこと。つきあたりには、茅と杉の皮で何層にも葺かれた屋根の本坊(写真左中央)。 まだ雪が残る境内にロウバイの木が一本。黄色の花がかわいい(写真下)。本堂の横の階段を上った経ヶ峰の頂上には鐘楼がある(写真下)。ここからの展望はすばらしく、新宿高層ビル群も見える(写真左下)。 陽だまりでお昼を食べたら下山開始(14:35)。復路は普通のコースで。車道の途中に浅見茶屋や吾野駅行きの指標のあるところから、林の中を下っていく(14:45)。ジグザグの下りが意外にも長かった。 20分かけて下りきったところには降魔橋(写真下)があり(15:05)、この橋を渡ると長い車道歩きになる。車道にはかなり雪が残っている。皮肉にも、山ではなく、この凍りかけた車道で滑って転んでしまった。 道中右手にある浅見茶屋は今日は休業だった(15:10)。その後は車道にも雪はなくなり、だらだら歩きが続く。流れの速い川の上にかかった木の枝にはつららができていた(写真下)。15:30に駐車場に戻ってきた。 | ||||||||||||||||||||||
|
![]() |