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![]() | ![]() あじさい坂 | ||||||||||||||
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▲太平山神社へ▼ | |||||||||||||||||
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太平宮と書かれた鳥居(写真下)をくぐると石段は右に続く。アジサイの花が途絶えて、木々に囲まれた石段は少し急になる。大きな大きな杉の木(写真下)を見上げたり、足元のユキノシタの花(写真下)を観察したりしながら、どんどん階段を上っていく。 朱塗りの随神門までやってきた。「神門は享保8年(1723年)徳川8代吉宗公時代の建築で表に左・右大臣、後に仁王の守護神を配したもので、太平山が寺院の山として栄えていた頃の名残りです。建て方は、入母屋造りで、俗にからかさ天井といわれています。」 随神門をくぐり、再び両側にアジサイが復活した石段を上っていくと、太平山神社境内に出た。「太平山神社は平安初期に慈覚大師により創建されたと伝えられています。拝殿の横には仏堂が立ち、ここでも神仏混淆の名残を見ることができます」ということだ。 本殿に向かって右側に行くと、茶店がありその向こうは展望台になっている。ここで太平山三大名物(先ほど食べた太平だんごと厚焼き卵と焼き鳥)(写真下)が食べられるということで、まだそれほど歩いてもいないのに休憩を取ってこの三大名物をいただくことにした。この名物、夜明けに鳴く鶏は不吉ということで、神社に奉納された鶏を焼き鳥や玉子焼きにしたのが始まりだという。だんごはつい1時間前に食べたのでこれで2回目。 | |||||||||||||||||
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| ▲太平山山頂、謙信平▼ | |||||||||||||||||||||
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![]() 富士浅間神社のある太平山山頂(山頂へ) ![]() 謙信平からの眺め | 太平山へは、茶店と太平山神社の中間地点から林の中に入っていく。やっと山らしくなった道(写真左上マウスオーバー)を15分も歩くと、山頂(写真左上)に到着。といってもここには山頂の標識はなく、富士浅間神社があるだけ。ここにある地図には、太平山が別の場所にあるように示されているので戸惑ったが、やはりここが太平山山頂のようだ。 この後、あじさい坂まで戻り、車で謙信平へ。上杉謙信がここから関東平野を見渡し、その広さに感嘆したという。またここは、明治・大正の国学者岡吉胤が「陸の松島」と讃えた景勝地で、なるほどここからの眺めは、点在する丘が小島のように見えて、今日のように曇りの日は遠くはよく見えないが、その光景はまるで水墨画(写真左下)。晴れているとなんと富士山も見えるらしい。 さて今日の温泉は、ここから8kmぐらいのところにある柏倉温泉の「太子館」。獅子をはじめ山の動物達が良好になるために飲んだという霊水の湧出地を温泉として開業したもので、この土地の守護神が聖徳太子ということで「太子館」と名づけたそうである。 『太子館』内にある聖徳太子神社への石段はものすご〜く急で(写真下)、ほとんど四つん這い状態で慎重に上り、下りは危険なので、すぐ側にあるジグザグ道を下りた。また、太子館農園で育てたきゅうりをそのままお味噌につけていただけるというサービスもあり、採りたてのぱりぱりのきゅうりはとびっきり美味しかった。 | |||||||||||||||||||||
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