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![]() | ![]() 伊予ヶ岳(富山) | ||||||||||||||
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▲富山▼ | 富山ハイキングマップ | |||||||||||||||||||||||||
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今度は富山中学校の近くの駐車場に車を駐めて(実際は伊予ヶ岳から歩いていくコースもある)、ようやく暖かくなってきた日差しを浴びながら車道を歩き始める(9:50)。この辺は1月ころならスイセン通りなのだろう。今は黄色い菜の花が通りを飾っている(写真下)。 スイセンの葉っぱの群落が現れた。2ヶ月前にはこの辺もスイセンが咲き乱れていたのだろう。三合目(10:40)以降どんどん歩いていっても次の指標がなかなか見つからない。かなり登ってやっと指標を発見したら、いきなり七合目と書いてある(写真下)。少し前の鞍部が五合目だったらしい。 さらに上っていくと大きな杉の木があり、左側の石段を上ると南峰(11:11)。富山の二箇所突出した部分の南側がここ。この広場には観音堂がぽつんと立っている(写真下)。展望はないので本当の山頂であるもう一方の突出部分、北峰に向かう。 「里見八犬士終焉の地」と書かれた場所にはあずまやが立ち(写真右中央)、桜の木々が数本ある(11:25)。つぼみがふくらんで来週ごろには満開になりそうだ。スイセンには遅く、桜には早すぎる中途半端の時期にやってきたようだ。でもアオキはあまり目立たないが小さな黒っぽい花を咲かせている。 北峰に着いた。整備された広場になっていて展望台(写真右下)もある。富山の本当の山頂は広場の手前を右に行ったところ(11:30)。広場のベンチに座って心地よいお日様の下でお昼を食べる。隣のベンチにはわんちゃんもいた。低山なのでわんちゃんも楽ちんだワン。 展望台に上がると360度まではいかないがここも展望がすばらしい(写真下パノラマ)。東京湾の向こうに見えるはずの富士山の姿はすでに雲の中に姿を消していた。大島方向には、うっすら大きな陸らしきものが見える。東京湾の手前には昔行った、ぎざぎざノコギリのような鋸山(写真右下)が見える。 陽だまりでゆっくりしたら下山(12:00)。元来た道を途中まで引き返し(12:10)、南総里見八犬伝の伏姫ノ籠窟方向に歩く(写真下)。しばらく整備された階段をどんどん下りて行くと広い舗装道路に出た。周囲の野草を楽しみながらだらだらと歩く。 | ||||||||||||||||||||||||||
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| ▲伏姫ノ籠窟▼ | |||||||||||||||||||
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ともすれば退屈しがちな車道だが、スミレやヤマブキ、アオキ、テンナンショウなど春の野草の観察に忙しいぐらいだ。伊予ヶ岳もそうだったが、テンナンショウが多いのはちょうどその季節に出くわしただけなのか、それともこの辺はもともとテンナンショウの多い地域なのだろうか。。。 北峰から50分ぐらい歩くと、ようや伏姫ノ籠窟の山門に到着(12:55)(写真左上)。立派な門をくぐり整備された道を少し上って行くと伏姫と犬が隠れていたと言われる籠穴が現れる(写真左上マウスオーバー)。その手前に柵があるので中までは見えないが、南総里見八犬伝のお話どおりの籠穴が実際にここにあるのはとても不思議だ。 その後また春の日差しを浴びながらだらだらと舗装道路を歩いて、駐車場まで戻っていった(13:45)。 帰りは海ほたる経由で、一度隠れた富士山が夕日を背景に姿を現さないかと期待したが、結局姿を現さないまま、夕日は海の厚い雲の上に落ちた。少し残念だった。 | ||||||||||||||||||||
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