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![]() | ![]() 登山口と若草山(鹿) | ||||||||||||
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ハイキングコース | ▲入山ゲート〜緑のトンネル▼ | ||||||||||||||||
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2年前に見たドラマ『鹿男あをによし』はお気に入りのドラマの一つ。舞台は奈良、その中でも若草山は奈良の町を一望でき、ドラマによく登場していた山。ちょうどそのドラマが終わったころ奈良に来たときには雨で登れなかった。今回は曇り。ドラマで見ていた景色を共有したくてこの山へ。 飛火野から東大寺方向に歩き、南大門をくぐり、中門まで来ると右に曲がり、手向山八幡宮方向に歩いて右方向へ。みやげ物店や旅館が並ぶ道の向いが芝生に覆われたなだらかな若草山。この山は山が3つ重なったような形をしていて、直下からだと一重目頂上までしか見えない。 山麓園地は整備中のようで、網のフェンスで囲ってある。入山ゲートD(写真左上)から入山料(写真左上マウスオーバー)150円を払って歩き始める(15:30)。ゲートの人から、ゲートDは4時を過ぎると閉まるので、5時を過ぎて下山をする場合は入山ゲート@の方に下りるようにと言われる。 整備された階段を登っていく。おそらく2、3週間前にはこの辺は桜の花でピンクに染まっていたにちがいない。鹿よけ柵の手前のなだらかな芝生は気持ちよさそうだが、天気は曇りで肌寒いせいか、あまり人はいない。あっという間に柵のところに着き(写真左中央)、振り返ると奈良の町が少し見える(写真左中央マウスオーバー)。山頂からの展望が楽しみだ。 林の中に入り、新緑のトンネルの中を少しずつ上っていく(写真下)。生まれたての葉っぱの色はみずみずしくて気持ちがいい。生命のエネルギーに満ち溢れている。モミジの新緑はまぶしいぐらいだ。春の山は、新緑に加えて木々の花の色も加わり、数え切れないくらいのいろんな種類の緑色が見られ、ふわふわ感とともに大好きな光景だ。 足元に目を向けるとすみれのような小さな紫の花が。。。よく見るとサギゴケやキランソウたちだった(写真下)。 そうこうしているうちに、緑のトンネルから抜け出てた(写真左下)。開けた場所に出たらしい。 | |||||||||||||||||
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| ▲山頂(三重目)▼ | ||||||||||||||||||||||
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二重目からはゆっくり歩いて10分あまりで山頂(三重目)に到着(16:25)。途中、頂上入場ゲートがあるが人はいなくてゲートは開いている。右手には赤土むき出しのV字型の谷間から春日山原始林が見える(写真上)。頂上は、一重目ほどではないが、やはり広場になっていて、少し突き出た部分はなんとなくどこかで見たような光景(写真左上)。 そう、あの『鹿男あをによし』のドラマで何度も登場した場所。藤原先生と小川先生が奈良の景色を見下ろしながら話をしていたところ。そういえば「悩みがあれば10年後のことを考えればいい」と藤原先生が言っていた。。。距離をおいて町を見下ろすだけでも十分そうなのに、時間的にも10年後に身を置いてみたら、どんな悩みも吹っ飛ぶにちがいない。 二重目あたりから見上げたときには鹿が何頭かいたようだったが、どこかにいってしまったようで今は一頭もいない。そういえばさっき下りて行く人を一人見かけたが、それ以外には人もいない。確かに明日から始まる平城遷都1300年祭に誰もが関心を寄せているときに、のんきに山に上る人はあまりいないかもしれない。 後ろを振り向くと鶯塚古墳がある。桜(主に八重桜)も少し咲いている。両隣の山は木々が多く繁っているのに、この山だけ裸状態なのは毎年1月に若草山の山焼きが行われるため。 下り(16:50)は途中から山腹にある細い登山道でショートカット。焼け跡が残る道を一重目(写真左中央マウスオーバー)まで一気に下りたら、往きと同じ新緑がきれいな林の中を下る。林を出たらゲートDはもう閉まっている時間なので、ゲート@の方に向けて傾斜のある芝生を斜めに横切りながら歩く(写真左下)。 ここは鹿も多く落し物がいたるところにあるため、それを避けることは無理。黒っぽいドングリだと思って踏んづけていくしかない。10分足らずでゲート@に到着(17:20)。勾玉を持っていなかったせいか、話しかけてくれる鹿はいなかった。。。 | |||||||||||||||||||||||
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山頂からは二重目、そしてその向こうには奈良の町が見える | |||||||||||||||||||||||
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