鍋割山荘 | |||||||||||||
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歩いたコース | ▲芝生の広場〜栗ノ木洞▼ | ||||||||||||||||
芝生の広場の駐車場がすでに満車だったので、少し先の進入禁止ゲートの手前に車を停めて、林道を歩き始める(8:20)。美しい新緑にタニウツギやマルバウツギの花に見とれながら歩いていたら、出発地点にいた団体さんにそろそろ追い越されてもおかしくないのに、人の声が全く聞こえない。 すぐに林の中に入る。針葉樹や広葉樹の中を高度を上げながら歩いていく。この辺はアブラチャンの森と言われるのだが、アブラチャンは黄色い花のイメージしかない。この季節、もう花が終わっているのでどの木か識別できない。 太陽に透かした葉っぱがいろんな濃淡の緑色を生み出す美しい木がなんとなくそうではないかと思っていたが、後から調べたら、やはりそれがアブラチャンだった可能性が高い(写真下)。 足元にはヒトリシズカよりずっと大きいフタリシズカが目立つ(写真下)。実はフタリシズカを見るのは今日が初めて、多分。小型のテンナンショウも見かける。 ところどころに鹿用の柵が設けられていて、道をふさぐ網の戸にぶつかった。戸を開けて少し歩くと、そこは笹地の森。雑木林の足元にはミヤマクマザサが一面を覆っている。しばらくして再び網の戸にぶつかり、それを超えると笹地はなくなっていた。美しい広葉樹の新緑が次第に針葉樹に変わってきたかと思うと尾根に出た(9:40)(写真左中央)。栗ノ木洞まであと20分。 針葉樹の根っこが露出した間をしばらく歩くと(写真左下)、栗ノ木洞(写真左下マウスオーバー)に到着(9:55)。 | |||||||||||||||||
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| ▲鍋割山山頂〜小丸〜二俣分岐〜二俣〜芝生の広場▼ | ||||||||||||||||
登山者でにぎわう山頂に小さなワンコが混じっていた(写真下)。標高約800m以上もの道をこの小さな体で歩いたり、抱っこしてもらったりして上ってきたのだろう。へとへとになっていてもおかしくないのに、とてもお元気そうで遊びにやってくる。 うどんをいただいた後、このワンコとしばらく遊んだら、そろそろ下山(12:35)。塔ノ岳方面に歩き始める。最初は下山といっても鍋割山より高い小丸までは上りのほうが多い。でも、みずみずしい新緑+ところどころ赤いツツジのトンネルの中を歩いていると体も頭も細胞レベルでハッピーになる。 鍋割山荘を出発して約1時間、二俣分岐までやってきた(13:25)。このまままっすぐ行くと塔ノ岳。二俣方面に戻るにはここで右へ。視界が開けて、近くの山々や遠くの秦野盆地もうっすら見える(写真下パノラマ)。 ここからは下りのみ(13:35)。ジグザグにどんどん下っていく。下りながら、視界が開けたところでは、いろんな緑色とツツジの赤が混じったカラフルな山肌にうっとり(写真左中央)。 おっと、目の前10cmのところにケムシがぶら下がっている(写真下)。気が付かなかったら顔にぶつかっていたかもしれないと思うと鳥肌が立った。 広葉樹林から針葉樹林帯の中をしばらく下ると今度は左側が針葉樹で右側が広葉樹の道(写真左下)、その後も針葉樹林帯(写真左下マウスオーバー)と広葉樹林の道を何度か繰り返しながら、とにかく下る。下っても下ってもまだ下りが続く。途中で出会った人に「この下り、長すぎませんか。。。」と言われた。同感!地図を見ると二俣まで1時間20分とあるが、とっくにそれ以上かかっている。そして膝はとっくに笑いだしている。 二俣分岐から下り始めて約2時間後、ようやく勘七沢の流れを渡って二俣まで下りてきた(15:35)。ここからは、林道をだらだらと30分ほど歩いて芝生の広場の駐車場に戻っていった(16:05)。往きで間違ったのは、花などに夢中になり、途中の標識を無視して、無意識に舗装道路に沿って歩いたため、二俣のかなり前で左に曲がっていたからだった。反省。。。 | |||||||||||||||||
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二俣分岐からの展望 | |||||||||||||||||