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歩いたコース | ▲藤野駅〜高倉山山頂▼ | ||||||||||||||||
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大きなラブレターが山腹にある町、藤野。陣馬山などに行くための拠点としても知られているが、藤野町自体にも冬のハイキングに最適の低山がいくつかある。町のあちこちに野外環境アート作品があるのでそれが見られるのも楽しみのひとつ。 前回は秋川の東側の宝山、金剛山をぐるりと歩いた。今回は西側の山々(西側にも全く同じ名前の金剛山がある)を歩く。 藤野駅を出発して(9:00)日連大橋にやってくると、風が急に強くなる。山の上もこんな感じなんだろうか。お天気はとてもいいのに。。。スリーエフのコンビニまで歩き、ここでお昼のおにぎりなどを買う。コンビニの手前(角には警察署がある)の道を右に下りていくと、秋川橋が現れる(9:30)(写真左上)。 ふわふわ感のある冬山に囲まれた湖のような景色はなかなか美しい。向こう側の川岸にはサギが数匹いる。橋を渡り、川沿いの車道を歩いていくと、三角帽子のようなものが3つ並んだ野外環境アート作品が目に入る(9:45)(写真下)。車道は大きく右に折り返しているが、標識どおりまっすぐ芸術の道に進む。 5分ほどで標識が示す芝田方面の道路(左側の道)を下りていく。フラワーガーデンを過ぎると、「高倉見晴を経て天神峠」の標識に従って林の中を歩く。木々の間から秋川がちらちら見える。大きな木の根っこがむき出しになって斜面にへばりついている。その向こうに根こそぎ斜面から崩れ落ちてきそうな木々も。この後、高倉山の標識に沿ってまっすぐ進む。左側に広々とした河原を見ながら歩いていくと秋山川橋(10:00)(写真左上マウスオーバー)。橋を渡らずに手前の山をジグザグと上っていく。ここからが登山道。 やがて森の中に入り、谷のようなところを回り込んで上っていくと明るい森に出る。上を見上げれば真っ青な空をキャンパスにして裸の木々が枝で模様を書いた美しい自然のアート(写真左上から2番目〉、そして足元はフカフカの落ち葉の道。陽だまりの中、この道を歩く - これこそが冬山ハイキングの醍醐味だ。 やがて階段状の上りになる(写真左上から3番目)。この階段状の道が意外と長い。途中木の枝に泥の塊のようなものがいっぱいくっついているのを発見。前回の藤野、宝山・金剛山歩きのときもよく目にした光景だ(写真下)が、ネットで調べると、どうやら「細菌類による菌えい」らしい。永遠と続くかのように思われたこの道を上ること15分、見晴し台に到着(10:35)(写真左上から3番目マウスオーバー)。ベンチが1つ置いてある。木々に葉がない冬はここからの展望も悪くない。 ここから気持ちのいい尾根道を20分足らず歩くと高倉山山頂(10:50)(写真左下)。ここにもベンチが1つ。 | |||||||||||||||||
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| ▲金剛山〜葛原神社〜藤野駅▼ | |||||||||||||||||||||||
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白い柵を伝って下りていくとまた緑の繭が見つかった。誰かが袋を押しつぶしたのかへこんでいる(写真下)。大きく開いている上の穴からのぞいてみるとやっぱり空っぽのようだった。 葛原神社への指標のところで右に曲がり、トタンの柵の道を下っていくと、北側が今回恐れていた雪道になっている(写真左上)。慎重に下りていくとそのうち雪はなくなり一安心。 また繭を見つけた!これで何個目だろうか?今度は細い枝がこの繭の重みのせいかしなっている(写真左中央)。トタンの柵をどんどん下りてきたところにまた1つ。 葉っぱが全くないところに緑の袋が1つ垂れ下がっているので遠くからでも見つけやすい。これが羽化する前だと葉っぱに隠れてわかりにくいだろう。ちょうど落葉のころに羽化するようになっているのは、自然と一体化している証拠。自然と歩調を合わせていないのは人間だけだ。 やっと里まで下りてきた(12:50)。ここからは芸術の道となっていて、ところどころに野外環境アート作品が置かれている(写真下)。のどかな畑の中を通り、車道に出て葛原神社(写真下)を過ぎて少し歩いたところで振り向くと山の目が見えた(写真左下)。山の上で「山の目」の標識があった場所だ。ちょうど枯れ木が毛のように見えて、大きな怪物のような生き物がこっちを見ているようにも見える。 シュタイナー学園を過ぎて、本松山という小さな山を回りこむように作られた車道を歩いていると、葉の落ちた雑木林の中にまたあの繭を見つけた(写真下)。ここに1つとあそこにも。羽化するまでの環境としてすぐ隣が車道でも関係ないのだろうか。 山の北側の陰になったところはまだ雪がかなり残っている。ラブレターが置かれている場所まで上っていきたかったが階段が凍っているので断念した。そのまま橋を渡って藤野駅まで戻っていった(14:10)。 | ||||||||||||||||||||||||
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