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歩いたコース | ▲雪岳山バス停〜小公園〜新興寺▼ | ||||||||||||||||
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ソウルから高速バスで2時間40分かけて朝鮮半島東海岸の町、束草(ソクチョ)バスターミナルまで行き、そこから路線バスで雪岳山(ソラクサン)(終点)までやってきた。ここは雪岳山国立公園の入り口。駐車場には車があふれ、観光客から本格的なハイカーたちまでいろんな人が歩いている。雪岳山は韓国随一の山岳リゾートで、短時間のハイキングから本格的な登山コースまでさまざまなトレイルが楽しめるところ。 ここで今日歩くのは、金剛窟(クムガングル)コース。ソウルと束草間のバスの時間が2時間40分ということもあり、また、初めての場所ということで、『ことりっぷ: ソウルと周辺の小さな旅』で紹介されていた比較的短い時間(2時間コースとあり)のハイキングコースを歩くことをすでに日本で決めてきた。 しばらく歩くと入場券売り場(写真左上)があるので3,500ウォンで入場券を買ってゲートを入ると広場に出る(ここを小公園というらしい)。すぐ左側には雪岳山探訪支援センターがあり(スタッフは日本語はしゃべれない)、ここで日本語のトレイルマップをもらい、目的の金剛窟(クムガングル)の往復時間を尋ねると3時間とのこと。 小公園の左手にはケーブルカー乗り場があり、ここから、10分ほどで権金城に行ける。展望はかなりいいらしいが、我々の目的は金剛窟なのでそのまま真っ直ぐ進む(10:50)。小公園の向こうの林の中にお店が並んでいて、ここで、お昼用のキンパッを探すがどこにも売っていない。しょうがなくできたての暖かいライスボールとジャガイモのチヂミを買って持っていく。値段は割高。 美しい雪嶽山新興寺の一柱門(写真左中央)をくぐると(11:15)、右手には鎌倉の大仏よりも大きいと言われる高さ14.6mもある大きな仏像がいる(写真左下)。この後現れる標識はすべて、韓国語と韓国語読みのローマ字しか書かれていないため、標識読みには苦労することになる。目的地、金剛窟(クムガングル)のローマ字読み、「Geumganggul」を覚えておくべきだった。 左手の橋(写真下)を渡るが、右手の木の橋を渡ると新興寺の本殿につながっている。手前にはカフェもある(写真下)。橋を渡ってみると、どちらの橋を渡っても向こうで交わることがわかった。 | |||||||||||||||||
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| ▲飛仙台〜金剛窟〜元来た道▼ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここでお散歩コースは終わり。 橋を渡って左に行くと標識があり、そこを右に行く。これまでのお散歩道と打って変わって、いきなり急登が始まる(12:25)。石が壁のように高く積まれた道をひと登りしたところで、お昼用に買ってきたジャガイモのチヂミをいただく。その後もう少し登っていくとお昼に格好の場所がありお昼を食べている人たちが何組かいた。こっちの場所のほうがよかった。。。途中でリスに出会った(写真下)。 さらに急登がしばらく続くと、今度は垂直に近い岩壁に沿って作られた急な鉄骨階段を上っていく。とにかく早く終わってほしいと思って夢中で上っていくと一旦平坦な所に出た。目の前はぎざぎざ山の絶景だが、その先にもっと怖そうな急な階段が続いていることがわかるとそれどころではない。ここでやめようかと躊躇した。。。でももう少しだし、もうここには来ないかもしれないしと思ったら自然と足が前に出た。 今度は岩壁に沿った急な石の階段。とにかく慎重に足を運んでいくだけ。そして次は、簡単なつくりの鉄骨階段。かなり急。右手でストックを持っているので手すりを持つのは左手だけ。怖い。崖の方は絶対に見ないで夢中で上った。いくつかの階段を上り終わって行き着いたところは石窟。ここが目的地の金剛窟(写真左下)(13:10)。 人間が10人も入れば一杯になりそうなこの石窟にすでに5、6人いる。ここは昔、高僧が修行に励んだところだといわれている。とりあえず階段の上りは終わってほっとしたが、今度は下りが心配。仏像に無事に下りられるようにお祈りした。 そして下り(13:15)。今度はストックをリュックにしまって両手で手すりを持つ。さすがに一つ目の階段は緊張したが、不思議なもので次第に慣れてきた。あっという間にぎざぎざ山の絶景の場所まで下りてきた。今度はゆっくり落ち着いて絶景を楽しむ(写真左下マウスオーバーと下のパノラマ)。 その後、元来た道を下り飛仙台まで下りてくると(13:45)、もう一度あの岩壁を見上げて先ほどいたあの石窟を探して、あそこまで行ったんだと誇らしげに思いながら戻っていった。途中のお店で休憩をして新興寺に戻ってきたのは14:50だった。 この後、ケーブルカーに乗って権金城まで行く時間は十分あったのだが、このときは全く頭になく(残念)、結局、束草(ソクチョ)のハイウェイバスターミナルまで戻り、朝鮮半島の東海岸のビーチまで歩いていき、日本につながる海を見ながらお昼に買っていた大きなライスボール(おにぎり全体に韓国のりが混ざっていておいしい)をほおばったのだった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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