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歩いたコース | ▲都民の森〜鞘口峠▼ | ||||||||||
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ブナの葉につく虫こぶ、特にショッピングピンク色のきれいな虫こぶを探しに5月5日に三頭山に登ったが、山頂付近ではまだ葉っぱが出ておらず、少し早すぎたようだったので、約1ヶ月後の6月9日に再度挑戦。三頭山は東京都でもめずらしくブナ林がまとまって残っている山なので、葉っぱが出揃った今の時期は見つかる可能性大。 今回は都民の森の森林館に寄って虫こぶ情報を得てから歩くことに。頂上付近と滝の向こうのヒノキチップが敷かれた道で見つかったことがあるとのこと。この情報を頭に入れて森林館を後にする(10:15)。 5月には足元には可憐なスミレの花が並んでいたが、今はおもしろい形をしたカメノヒキオコシの葉っぱがその辺を覆い尽くしている(写真下)。この葉っぱも冬になるとシモバシラのように氷の華が咲くらしい。 今回は、都民の森を出発してしばらくするとクリの木に虫こぶを発見。何でもクリタマバチがクリの新芽に作った虫こぶ(クリメコブズイフシ)(写真下)で、この肥大した球形の中に数個の虫室があるらしい。今回はいろんな虫こぶが見つかりそうな気がする。 しばらくして到着した鞘口峠(10:50)は、5月と比較すると左の写真のようにこんなに変化している(写真左下マウスオーバーして比較)。 | |||||||||||
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| ▲三頭山山頂〜三頭大滝〜都民の森▼ | |||||||||||||||||||||||
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山頂でお昼を食べたら歩き再開(12:50)。鈎形に折れ曲がったブナの木(写真左上)を通り過ぎ、途中からよく整備された階段をジグザグにどんどん下りていく。360度緑に囲まれた下りを気持ちよく下りてくるとムシカリ峠に到着(13:10)。名前のとおり、近くにムシカリの木がある。木にはオオカメノキと書かれているがムシカリのことだ。 大沢山方面にまっすぐ進むハイカーもいるが、我々はここで左に曲がり引き続きブナの路を行く。少し下ると、沢沿いの歩きとなる。緑にあふれたこの沢沿いでも虫こぶがないか観察していると、虫こぶ以外にもおもしろいものが次々と見つかった。 まあるいハート型のカツラの葉っぱに、まるで穴あけ器で開けたようなまん丸の穴が数箇所。これは誰の仕業だろうか。葉巻のように丸まった葉っぱがいくつも風に揺られている。これはオトシブミの仕業かな。上を見上げればサワグルミの葉っぱが美しいアートの天井を作り出している(写真下)。 沢が枯れているのでやはり水不足の影響かと思われたが、どんどん下っていくと水流のある沢になってきた。ここのところ雨がほとんど降っていないのに水が流れているということは、やはり天然のダムと言われるブナの木のおかげだろうか。 しばらくして着いた三頭大滝(写真左中央)(14:10)も、もしや水があまり流れていないのではと心配していたが、予想に反してたっぷりとはいかないまでもちゃんと流れていたのでまずは一安心(写真左真ん中)。 三頭大滝の後の、ヒノキチップが敷かれた森林セラピーロードでも、ブナの葉っぱに虫こぶが見つかった。ただ、一番見たかったショッピングピンク色の大きめのまんまる虫こぶは結局見つからなかった。後で調べると、5月にしか見られないものだとわかった。前回の5月5日は少し早かったかもしれないが、来年は6月にならないうちに再度挑戦したい。 この後また森林館に寄って都民の森に戻っていった。 | ||||||||||||||||||||||||
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