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歩いたコース | ▲上野原中学校前駐車場〜展望台▼ | ||||||||||||||||
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冬の低山の陽だまりハイキングにぴったりの日。車をとめた上野原中学校の向かいにある駐車場からいきなり富士山(写真左上)。ここにはトイレもある。八重山ハイキングコース入口から出発(8:50)。 よく晴れている冬の朝は、針葉樹林帯に入ると暗くて寒い!山側の斜面のところどころに霜柱。日向に出ると暖かいし、葉っぱをきれいに落とした枝がつくるフワフワ感とお日様を反射して輝く幹とが織りなす景色は冬のお気に入りの景色だ。 再び日のまったく当たらない薄暗い樹林帯の中をしばらく歩く。ここは上野原小学校の学校林ということで標識がていねいだ。日本語の下には丁寧な英訳も書かれている。この辺にも斜面に広く霜柱が見られる。氷点下に近い気温ではないかと思うぐらい寒い。 2つ目の分岐にやってくると(9:00)(写真左真ん中マウスオーバー)、左に行けば視覚の森コース、まっすぐ行けば聴覚、嗅覚、触角の森コースの標識。この山は「五感の森」といわれ、五感を鍛えるためのさまざまなコースがあるようだが、すぐ下にある「コース→」と書かれた黄色の標識に従って聴覚、嗅覚、触角の森コースを進む。 まずは「きく」のゾーンを歩き高度を上げていくと日向に出て、木々の向うに富士山が見えてきた。大きな看板があり「きく」についての説明が書かれている。さらに、「かぐ」、「さわる」ゾーンを歩きながら高度を少しずつ上げていくと富士山がもっと見えやすくなってきた(写真左下マウスオーバー)。 再び北側の道を歩いていくと、視覚の森コースの道と交わる。さらに黄色の標識に従っていくと、また南側の暖かい道となり、富士山を見ながら歩いて行く。落ち葉に覆われたマルタのゆるい階段を上っていくと「八重山五感の森・展望台」に到着(9:40)(写真左下)。 この展望台は、屋根が五角形になっているだけでなく、その手前のデッキも桜の花のように五角形になっている。遠く上野原の市街地からも見えるらしく、シンボル的存在となっているそうだ。 | |||||||||||||||||
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| ▲八重山〜能岳〜八重山ハイキングコース入口〜駐車場▼ | ||||||||||||||||||||||||||
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| お昼休憩後、歩きを再開(10:30)。急降下して鞍部までやってくると石仏がある(10:35)(写真左上)。歩きながら、この辺の低木にもしかして、あのウスタビガの繭がぶら下がっていないかなと思ってふと右を見ると、なんと、かなり色あせたウスタビガの繭が1つぶら下がっているではないか(写真下)。 色がいつも見る鮮やかな黄緑色ではないので、今年のではなくもっと前につくられたものかもしれない。それでも落ちないでぶら下がっているということは、いかに枝にしっかりと括り付けられているかということだ。 寅丸山分岐を通り過ぎ、ひと上りすると赤松の多い能岳に到着(10:45)(写真左真ん中)。ガイドブックには展望がきかないと書かれているが、葉っぱが落ちた冬は、木々の枝の間から富士山がなんとか見える。 ここからは尾根を歩く。途中から急降下になるがジグザグ道になっているので下りやすい。しばらくして進行方向が行き止まりとなり、標識「八重山ハイキングコース」が左へと示されている(11:10)(写真下)。ここで尾根歩きは終わりだ。 日当たりのいい落ち葉ふかふかの道からすぐに針葉樹林帯の中に突入する。最初は竹と杉・檜が混在していてなんとも異様な感じ。竹と杉・檜は仲良くできているのだろうか。。。次第に針葉樹林のみとなり薄暗い中、細長い黄色の葉っぱがところどころにまるで明かりをともすかのように生えている。 一旦明るい場所に出て、再度針葉樹林帯に入る。しばらくすると林から抜け出て、向うに里が見えるようになり(写真左下)、車道に下りてきた(11:40)。ここが逆方向から歩く場合の八重山ハイキングコース入口。 ここからは新井バス停方向に車道歩き。車道歩きは退屈だが、この上野原の名物、酒まんじゅう屋さんを楽しみに歩く。途中で「向風まんじゅう」屋さん(写真下)を見つけたが残念なことに営業していなかった。定休の月曜日でもないのに。でも本には要予約とあったので、予約があるときだけの営業かもしれない。 新井のバス停を過ぎ、駐車場につながる大堀バス停の角にあるコンビニで酒まんじゅうを食べれなかった詳しさから豆大福をいただき、駐車場に戻って行った(12:40)。駐車場からはまだ富士山を見ることができた。 酒まんじゅうはあきらめたわけではなく、帰りに酒まんじゅう屋さんが数件あるという駅の近くでみそとあんを買って食べて帰った。とても素朴で懐かしい味だった。その後行った秋山温泉の自然に囲まれた青空の下の露天風呂はとても気持ちがよかった。 | ||||||||||||||||||||||||||
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