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歩いたコース | ▲鎌倉駅〜衣張山山頂▼ | ||||||||||||||||||||||
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鎌倉駅に着いた。本当はバスだと7分で登山口まで着くようだが、鎌倉の街を散歩するのも楽しいので歩くことにする。途中で個性的なお店に寄りながらのんびり歩いて30分ぐらいで杉本観音バス停(写真下)までやってきた。この辺の道は歩道が狭くしかも交通量が多いので注意が必要だ。 すぐ先の犬懸橋のところを右に曲がってハイキングスタート(11:00)!ちょうどその角にはスタートポイントにふさわしく、鮮やかに輝く紅葉が迎えてくれた(写真下)。 狭いが車も通る民家の中の道を歩いていく。途中の十字路で「平成巡礼道」の標識を確認。「衣張山まで15分」と書いてある。そんなに簡単に着くのかな。さらに進むと、舗装の道が終わり、左側には巨大な岩がある(写真左上マウスオーバー)。民家はここまでで、いきなり奥深い森へ突入。針葉樹林の下にはアオキやシダなどが覆い茂っている。紅葉の季節なのに、ここには紅葉する木々が全くなく、緑一色(写真左中央)。 くねくねと続く急坂の石段をどんどん上がっていく(急登はここだけ)。途中、大きな岩の下にかわいい銅像を見つけた(写真下)。あとでわかったのだが、「杉本寺から逗子の岩殿寺までは、番頭三十三観音の霊場巡拝で鎌倉時代から多くの人々が訪れた巡礼道。子孫繁栄を祈るかわいらしい道祖神のほか、石仏や庚申塔などの信仰の名残を各所で見つけられる」ということだ。 頂上の手前では鎌倉石の石切り場跡が見られる道もあったようだが、知らずにもう一つの道を選んでしまった。そのうち両側が笹の道になり、通り抜けて開けたところに出た。標識はないがここが衣張山の山頂(写真左下)(11:25)。 広場には大勢のハイカーがお昼を食べている。簡単に山頂に着いてしまう山頂(120m)だが、ここからの展望は抜群!紅葉に彩られた街と海、そして向こうにはなんと富士山が見える(写真一番上と下のパノラマ)。お天気も今日は季節外れの暖かさで、のんびりピクニックなどには最高の場所! | |||||||||||||||||||||||
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▲パノラマ台〜報国寺〜鎌倉駅▼ | |||||||||||||||||||||||
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また、衣張山から下りてきた分岐まで戻ってきた(12:45)。ここから巡礼古道に行く道がわかりにくい。迷って民家の方を通って行こうとしたが、地図を見るとやはりおかいしので元に戻ってきて、広場を横切っていく。 途中でヒイラギに白い花が咲いているのを発見して写真を撮っていると、コンコン、コンコンと、あまり聞かない木の中から聞こえてくるような音がする。音の方向を見るとなんとすぐそこの隣の木にキツツキ(コゲラ)がいるではないか(写真左上)。 慌ててカメラに収めたが、写真では木にくちばしを当てている姿はわからないと思ってビデオに切り替えようとしたが焦ってうまくいかない。それならと、スマホを取り出してやはりビデオで撮ろうとしたら、こういう時に限ってなぜかうまく機能しない。やっとONにできと思ったらキツツキは木をたたくのをやめてしまい上の方に行ってとうとう飛んでいってしまった。くやしい! 広場を渡り切っていったん民家の並ぶ舗装道路に出たら、巡礼古道の標識に従って、すぐ左手の山の中に入る(13:05)。この道も基本的には常緑樹なのだが、木々の間から、その向こうのお日様の光をたっぷり浴びて鮮やかに輝く紅葉を楽しむことができる(写真左真ん中)。 20分ぐらいで民家の中の舗装道路に下りてきた(13:25)。民家の垣根にはなんと季節はずれのアジサイが咲いている(?!)。その下には季節の花、サザンカ。この決して同じ写真に納まるはずのない2つの花が同じ写真のフレーム内に納まった(写真下)。 この後、すぐ近くの竹の寺で有名な報国寺へ。竹の庭のモノクロームの落ち着いた世界(写真左下)、紅葉で鮮やかに彩られた庭園(写真下)、それ以外の場所でもカエデとイチョウの美しいコラボなど、様々な形の美を楽しむことができた。 帰りも歩いて駅の近くまで戻り、釜飯で有名な「かまかま」でシラスの釜飯をいただき、目も舌も満足して帰路に就いた。 | |||||||||||||||||||||||
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