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歩いたコース | ▲駐車場〜岩殿城跡入口〜岩殿山▼ | ||||||||||||||||||||||
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本当は岩殿山公園の駐車場に車を止めたかったが、車は市民会館の方に止めるようにと標識があったので、市民会館に行ったが。時間が早すぎてまだ入れなかった。 結局一般駐車場を探して少し離れたところに止めた。かなりくっきりの大きな富士山が迎えてくれた。今日一日富士山がどのような姿を見せてくれるか楽しみだ。 岩殿城跡入口まで歩き、そこから階段を上がっていく(8:15)。いきなり「災害のため断水中、この先、トイレ・水道は使用できません。」という標識がある。ということはトイレは当分ないということ。 しばらくすると正面に富士山が見えた。これほどくっきり富士山は今まであまり見たことがないくらいだ(写真ではそれほどくっきり写っていないが)。 その後また階段を上ったら、山道を歩いていく。林の中を通り抜けると、使えないトイレがあり、ふれあいの館の所に出る。この辺一帯が丸山公園。左手の階段を上ると「丸山山頂444.4m」とある。ここからの富士山も美しい。関東の富士見百景とある(写真左真ん中)。 ふれあいの館の左側の階段を山の中腹まで上っていくと美しい紅葉の木々の中、違和感のある光景が目に入ってきた。これはツツジで春の花ではないか。それが木全体が隠れるぐらい朱色の花で満開なのだ(写真下)。そういえば最近季節外れの花をよく目にする。 その後、ジグザグ道でくっきり富士山を何度も見ながら高度を上げていく。巨大な自然石を利用して築いた揚城戸跡と呼ばれる第二の関門を通り過ぎ、さらに上るとベンチなどがある広場に出た。 道は右へと続き、馬屋の標識がある場所では「土砂崩れのため通行止め」と張り紙があり、大きく道がえぐれてロープが張られていた。あの台風の影響だろうか(写真下)で。 そのすぐ先が山頂、いや展望所(9:15)。ここからの富士山もすばらしい(写真左下)。広いこの場所には「岩殿山634m」とあるが、その横に小さく「この先」と書かれており、下には「ここは展望所」と書かれている。 実際本当の山頂はここから東屋、馬屋跡を通って10分弱歩いたところにあり、そこには「烽火台634m」という標識だけがひっそりと立っていて展望はなかった(9:30)(写真下)。 | ||||||||||||||||||||||
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▲岩殿山山頂〜築坂峠〜鎧岩〜天神山▼ | |||||||||||||||||
岩殿山からもと来た道を下り、兜岩・稚児落としの分岐を右に曲がる。「危険、この先は鎖場のあるコースです」とあるが、この時はそれほどでもないと思っていた。 ここから(9:55)急降下してしばらく谷を歩き、岩殿城の入口にあたる「築坂」までやってきた(10:10)。この後上り返して日の当たる稜線に出て富士山と再会。送電線の鉄塔を通り過ぎ、さらにしばらく紅葉の道を歩くと鎖場にやってきた。鎧岩だ(10:20)。 前回の谷川岳の岩を思い出したが、この岩もよく似た感じだったので、これはまだOKだった(写真右上マウスオーバー)。しかし、その後すぐに現れた岩を見てひるんだ(写真右上)。垂直!少し手前の標識にあった鎖コースと林間コースの分岐で、林間コースを選んでおけばよかったと思ったがもう遅い。 足掛けのようなものはところどころにある。登りはじめは足掛けを手でつかんで、くぼみに足をおきながら登り始めたが、途中から手は確保できても足の位置を確保できなくなり、途中で絶望的になった(この時は鎖が見えていなかったみたいだ)。 下には待っている人の列ができており、引き下がるわけにもいかず、このまま上に行くしかない。体中の筋肉を総動員させて力ずくでなんとか上までたどり着いた。 とりあえずほっとしてまた明るい稜線に出て富士山と再会(写真右真ん中マウスオーバー)。富士山には雲がかかり始めている。しばらくすると次の難関、兜岩にやってきた。ところが、「崩落のため進入禁止」とある。まず横方向にトラバースして、そのあとに縦方向の鎖が待ち構えているというこの難関はラッキーなことになくなった(写真右真ん中)、と思ったのもつかの間。 谷間に下りる迂回路は、途中からロープを伝って傾斜を20〜30mぐらい下りるというものだった(写真下)。頭の中で簡単に下りている自分をイメージしたがその通りにはならずこれも苦戦した。 この後は登山道に戻り、登り返して稜線を歩いていくと天神山に到着(10:55)(写真右下マウスオーバー)。普段は行かない遊園地のヒヤヒヤドキドキの乗り物に立て続けに乗った後のような精神状態を元に戻すためにもここでおにぎり休憩。ここからも見える富士山(写真右下)に癒されて歩き再会(11:20)。 | |||||||||||||||||
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