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歩いたコース | ▲大弛峠駐車場〜夢の庭園▼ | ||||||||||||||||||||||
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朝9時頃に着いた大弛峠の駐車場はいっぱいだった。結局1km近く戻った道路の外に十分なスペースを見つけてそこに駐車して車道を歩き始めた(9:15)。駐車場500mぐらい手前ぐらいから車がところどころ車道脇に駐車している。後から次から次へとやってくる車が戻ってこないと思ったらこういうところに駐車していたのだ。 大弛峠駐車場ですでに標高2365m。ここから右に入る(写真左上)とすぐ大弛小屋(写真下)。ここは2003年7月金峰山に上ったときにも来ているが、ほとんど記憶にない。小屋の前を通り過ぎると林の中に入る(9:35)。 標高が高いので、林の中に入るといきなり亜高山帯に生える、樹皮が灰白色のシラビソに囲まれた。丸太の階段を上っていく。丸太でもちょうど真ん中の足を置くあたりは平たくしてくれているので上りやすい(写真左真ん中)。そのうち木で作られた本当の階段も登場し、これからとにかく木の階段や木道の多い道が続くことになる。 シャクナゲの木が目立ってくる。見頃は少し過ぎたようだが、まだ花が残っているものもある。もう少し標高を上げると花もいっぱい咲いているかも。 10分も歩くと、夢の庭園への分岐が現れた(9:50)。そこには夢の庭園の説明書きがあり、「高山植物のマットの上に、巨石と灌木が自然の采配によって巧みに配置されたこの庭園は、昭和35年、当時山小屋管理人をしていた山本今朝忠さんが発見し、夢の庭園と名付けられた」のだそうだ。 せっかくなので夢の庭園を通る道を選択。整備された急な木の階段(写真下)を上っていくと、開けた場所に出た(9:55)。ここが夢の庭園(写真左下)。 シラビソやシャクナゲの木々で覆われた山をバックに、自然によって配置された大きな岩がごろごろしていて、向かい側は山々の展望が開けている。まさに夢の庭園!?(写真パノラマ下)。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲北奥千丈岳〜国師ヶ岳〜元来た道▼ | ||||||||||||||||||||||||||
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わずか7、8分後に北奥千丈岳に到着(10:37)。大きな花崗岩が積み重なったこの奥秩父の最高峰(2601m)からは、晴れていたら八ヶ岳や南アルプスも見えるはずなのだが遠くはガスで何も見えない。 周囲は低木のハイマツからところどころ背の高いシラビソが飛び出している風景。シラビソは少し傾き片方向にしか枝がなく、厳しい自然環境だということがわかる。すぐに三繋平にまた戻ってきた(10:47)。 今度は国師ヶ岳へ。シラビソ林の中にコバイケイソウが目立つ。10分ほどで国師ヶ岳到着(10:56)(写真一番上)。ここも白い大きな花崗岩がごろごろした山頂だ。晴れていたらここからも八ヶ岳や南アルプスなどの大展望が楽しめるはずなのに、遠くはガスで真白。 何しろあっという間に着いた山頂なのでそれほど達成感もないし、山の方もそんなに簡単には展望を見せないぞといっているようだ。 雨がぽつんと落ちてきたので、おにぎり休憩が終わったらさっさと下山することに(11:15)。 往路と全く同じ道で大弛小屋まで戻り(12:15)、そのあと車道を歩いて車まで戻っていった。途中で振り向くと、あの夢の庭園が見えた(写真左下)。 このあと、車で舗装されていないがたがたのスリル満点の峰越林道を通って、昔一度テントを張ったことのある廻目平キャンプ場(写真下)まで行き、ここでテントを張り一泊してから帰路に就いた。 | |||||||||||||||||||||||||||
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