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歩いたコース | ▲あいかわ公園駐車場〜鉄塔▼ | ||||||||||||||||||||||
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いつもながら冬は低山。小春日和の日の陽だまりハイキングが最高だ。朝9時ごろ、県立あいかわ公園の駐車場に車を止め、南山に向かって歩き出す。今回は山はもちろんだが、「県立あいかわ公園」、「鳥居原園地」、「宮ケ瀬湖畔園地」などからなる、広大な自然的公園機能を持ったリゾート地である宮ケ瀬湖周辺をぐるりと回る予定だ。 広い南駐車場を出発して冒険の森、冒険広場へとジグザグの階段を上っていく(9:20)。冒険の森までやってくるとアスレチック遊具などがありその向こうにこれから上る南山方面が見える(マウスオーバー)。 公園のインフォがあったので、宮ケ瀬湖畔から宮ケ瀬ダムまで乗る船が本当に出るのかを確認しておく。ネットでは一応確認していたが、宮ケ瀬湖畔に電話で確かめてくれたのでこれで安心して歩ける。 冒険の森の向こうには起伏のある芝生の広場がひろがっている。陽だまりの中、ここで寝転んでいたいところだが、まだ歩き始めたばかりなのでこのまま進み、登山口から階段を上っていく(9:45)。ここから鳥井原までは南山遊歩道というハイキングコースを歩くことになる。 ヤマビルに注意の看板が出ているが今は冬なので大丈夫。そういえば、2014年に上った高取山・仏果山のときもヤマビル注意の看板があった。この辺はヤマビルが多い地域なのだろう。 上りの階段は最初だけと思っていたらなかなか終わらない。20分ぐらい上り続けてやっと左側に視界が開きダムの一部が下に見えた。ここで上りは終わりかなと思ったら右に曲がってまた上りが続く。さらに10分上り続けると鉄塔が現れて(10:15)上りが止まった 。ゆるゆるの山かと舐めていたら、いきなり最初から30分上りっぱなしだったので、ここにきてやっとほっとした。 鉄塔の向こう側にまわるとすぐそこに東屋が見える。その前に頭上に何やら鮮やかな黄緑色のものが…。葉っぱを落とし忘れた木(コナラ?)にぶら下がっている。もしやこれは!?、そう、ウスタビガの繭。しかも黒い粒が数個ついている(写真下)。これは卵。 後からネットで調べると、「晩秋に羽化して出てきた雌のところに雄が飛んできて出会い、雌はその場で、自分が出てきた繭に産卵する」とあった。今回はこれ以外にもすでに地上に落ちているウスタビガの繭を2つ見つけた。 | |||||||||||||||||||||||
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▲南山山頂〜権現平▼ | |||||||||||||||||||||||
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その後、針葉樹林帯に入り、それを抜けると左側の視界が開け、ダムの全容が見下ろせる。帰りにはこのダムを遊覧船で戻ってきて左の橋を渡ってあいかわ公園に戻ることになる(写真右上)。 左側の裸の木々越しにダムを見下ろしながら、明るい林(写真右上マウスオーバー)の中をどんどん上っていくと、カヤトの中に南山山頂が現れた(写真一番上と右真ん中)(10:45)。 山頂は丹沢の山並みとダムが織りなすすばらしい風景を見るには一等席。この山並みのどこかに白馬(山を駆け上がる馬のような模様。特に雪が積もると白馬のように見える)がいるらしいが、カメラのズームで探すと、丹沢山と蛭が岳の間の白馬尾根にいた。あまりはっきりとはしていないがそれらしきものが見えた(写真下)! 陽だまりのなか、カヤトに囲まれたこの山頂から美しい景色をいつまでも見ていたい。そのうち気持ちよくなって昼寝してしまいそうな場所でもあるが、これから先のことを考えるとのんびりはしていられない。おにぎりを一つ食べたら出発(11:00)。ちょうど逆方向からファミリーのハイカーがやってきた。 裸の木々の枝と幹が作り出す、冬独特のアート(写真右真ん中マウスオーバー)を楽しみながら、どんどん歩いていく。そのうち針葉樹林と笹の道に変わり、林の中を歩いているとその先の道の真ん中にどうどうと猿が座っている(写真右下)。どうやら日向ぼっこをしているようだ。 襲われたら怖いので、しばらく様子を見ることにしたが全く動くようすがない。恐る恐る近づいていくと、動いてくれた。よく見ると道の脇の木のところに隠れてこちらを見ている(写真下)。我々が通り去るのを待ってくれていたようだ。猿に「ごめんね。日向ぼっこの邪魔をして。」と言って通り過ぎた。 その後しばらく歩いて、鹿除け(猿除け?)の柵のドアをくぐると、反対側からやってくる数人のハイカーに会ったので、猿のことを話したら、「猿に注意」の看板があったそうだ。 針葉樹林帯で薄暗い道をさらにしばらく歩くと広場に出た。ここが権現平(11:30)。かなり広い権現平の南東側には展望台があり、直下に宮ケ瀬ダム、高取山・仏果山、そしてその向こうには相模原、横浜の街が見える。確かにカメラのズームで横浜のランドマークが見える(写真下マウスオーバー)。 |
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