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歩いたコース | ▲大滝不動尊〜棚横手山へ▼ | ||||||||||||||||||||||
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早朝の東京は雨だったが、甲府は「晴れ」という天気予報を信じて勝沼に向かった。鉛色の雲から青空に変わるなんて無理だと思っていたのだが、笹子トンネルを超えると本当に青空が見えた! 勝沼ぶどう郷駅の駐車場(トンネルをくぐって少し行ったところにある:無料)に車をとめて、駅前にやってくるタクシーに乗って大滝不動尊へ。タクシーの運転手によると、最近まで工事をしていたので途中までしか行けないかもしれない、ということだったが、運よく工事は終わっていたので大滝不動尊まで行けた。ここから登山開始(8:25)。 大滝不動尊(写真左上)の山門をくぐると200段の階段(写真左上マウスオーバー)を上る。右側に緩やかな岩肌を水が細長く流れている滝がある(写真下)。階段を上り切ったところに立派な本堂があり(写真下)、お参りをしてから右側奥の赤い橋を渡って植林地の中に入っていく。少し歩くと林から抜ける。 広い道(大滝林道)に出ると、まずは右側の展望台へ(9:00)。神社でもあるこの展望台の眼下には甲府盆地が広がり、駅の近くのぶどうの丘なども眼下に見える(写真左上から2番目)。そしてずっと向こうには雲が少しかかった南アルプスも見える。展望を楽しんだら、林道に戻りそのまままっすぐ歩いていく。 この広い未舗装の林道には落ち葉がかなりたまっている(写真下マウスオーバー)。少し歩くと右側に「富士見台・甲州高尾山」への道標が現れ(写真下)、ここから登山道を上っていく(9:15)。樹林帯の中、高度を上げていき、先方が明るくなってきたらカヤトの道となり、稜線に出た(写真下)(9:35)。 ここからはまず左側の棚横手山方向に進む。進行方向右手には富士山の頭が見えるはずなのだが。。。ここから200mぐらい高い棚横手山山頂からだと富士山の裾野まで見えるはずなのでそれまでに雲がなくなっていることを期待しながら歩く。 背丈ほどあるカヤトの中を緩やかにアップダウンした後、富士山側を背にして上りが始まる(9:40)。山肌のところどころにある高めの木はすでに葉っぱを落としているし、あとは低い松の木がカヤトの中にぽつぽつと見える程度の開けた山肌の急登だ(写真上から3番目)。 しばらく上るといったん広い未舗装の道路に出るが(9:50)、さらに裸の岩肌に設置された階段を上っていくと(写真下)、そこが山頂、ではなく道はまだまだ続く。 ある程度標高が高くなってきたところで振り返ってみたが、やはり雲が邪魔をしていて富士山は見えない(写真左下)。左側の木々の間からは、さらに広範囲の甲府盆地と南アルプス(少し雲がかかっている)の展望がすばらしい(写真下パノラマ)。 | |||||||||||||||||||||||
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▲嶮ヶ峰〜柏尾山〜大善寺〜ブドウ畑〜駐車場▼ | |||||||||||||||||||||||
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この山頂には誰もいなかったので場所はあまり広くはないが、ここでゆっくりお昼休憩をすることにした。しばらくすると、棚横手山の途中ですれ違った6人ぐらいのグループがやってきて写真を撮っていった。他にも数人通り過ぎていった。 長い休憩を終え、歩きを再開(12:50)。いつの間にか富士山の頭からは雲がほぼ取れていた(写真一番上)。今、棚横手山の山頂にいたら、きっと富士山の全体が見えているに違いない。 すぐに甲州高尾山嶮ヶ峰(1091m)に着いた(12:55)。少し離れたところにもう一つの名前「宮宕山」の手書きの標識があり、そこにも黒いてるてる坊主がいた(写真左上)。 アンテナが何本か立っているところからいったん舗装道路に下りて渡ったら(13:00)、標識どおりまた登山道に入っていく。一旦急降下してまた上ったら、平坦な稜線を歩く。カラマツの落ち葉が赤っぽい道をさらに赤く染めている(写真左上から2番目マウスオーバー)。 このあと、また急降下が始まった。ジグザグだが急こう配なのでズルっと滑りそうだ(写真下)。この後また気持ちいい平らな稜線歩きが続き、送電線鉄塔までやってきた。ここが「柏尾山」(写真下)(14:05)。 道は鉄塔の向こうに続き、ここからまた急降下の始まり。2本のポールを使って体を支えつつ、バランスを取りながら慎重に下りていく。が、下りがなかなか終わらない。今度は長そうだ。どこまで続くのだろう。。。 ようやく指標が見えてきた。そろそろかな、と思ったら、「大善寺」の方向を示しただけの指標で、まだまだ続いた。途中でまた倒木が横たわっていた(写真下)。 膝も笑い始め、ちょっと立ち止まったとき、ちょうど目の高さにウスタビガの繭がぶら下がっていた(写真下)。実は今日も歩きながらずっと探していたのだった。それが疲れてきたこの時点で現れてくれたので、とてもいい気分転換になった。ウスタビガの繭に背中を押してもらって、鹿よけ(?)の柵のあるところまで下りてきた(写真左上から3番目)(14:35)。急降下の終わり。 ゲートから出て(写真左上から3番目)」、迎えてくれたのは、まだ葉っぱが散らずに西日に輝いている鮮やかな紅葉たちだ(写真下)。柏尾五所神社を通って、国道20号に出たら、大善寺を通り過ぎ(14:50)、途中から丘の方に上りブドウ畑の中の道を歩いていく(15:00)。 この辺一帯の広大な斜面はブドウ畑になっていて、真紅に紅葉したブドウの葉っぱが西日に輝いていて美しい(写真左下)。ゆっくり1時間かけて勝沼ぶどう郷駅に戻ってきた(16:00)。 | |||||||||||||||||||||||
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