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歩いたコース | ▲尾続バス停〜尾続山山頂▼ | ||||||||||||||||||||||
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尾続(おづく)バス停の横にある駐車場がいっぱいにならないようにと朝早く出発しが、お日様が差し込む前に着いた駐車場(300円)には、まだ車は一台もいなかった(7:45)。寒い!零下の寒さだ。こんなに早く出てこなくてもよかったと思ったが、駐車場がどうなっているかは着いてみないとわからないからしょうがない。 よく見ると、キジョランの種ほど大きくはないが、ふわふわした毛が道にいっぱい落ちている。テイカカズラの種のようだが、私の中では、この花と種が結びつかない。調べてみると、暗い林のなかでつるを伸ばす、ありふれた白い花で、おそらく見たことはあるのだろう。秋には長さ20cmもの実をつけて、それが割れてこの種が出てくるらしい。秋にはこの実も意識して探してみたい。かなり道草をしてしまった。 通常のドングリよりも小さい丸いドングリがじゃらじゃらと落ちている(写真下)。小さくて丸いといえばツブラジイの実だが、ほんの少しだが殻斗も落ちているので違う。何の実だろうか。最後に急登をすると尾根に出た。 でも通常なら年の瀬にはしっかり雪をかぶっているはずなのに、今年の富士山の雪はとても少なく富士山が全体的に青いのが気になる。写真下は角度を変え、木と木の間から見える富士山を撮ったもの。 | |||||||||||||||||||||||
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▲風の神様〜要害山山頂〜山神社〜鏡渡橋〜駐車場▼ | |||||||||||||||||||||||||||||
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この崖から痩せ尾根が続き、またロープ付きの下りが待っていた。しばらくすると、進行方向左側には道路や民家が見える(写真下)。この山奥にも数軒民家あるようだ。あとから調べるとこれが登下(とっけ)という集落。 その後、小さな急登の手前で向こうから2人のハイカーが下りてきた。これが今日歩き始めて最初に出会った人たち。 暗い樹林帯の中に入って進むと道が凹んでいるところに道標があり、登下と大倉への分岐に出た(写真左上)(10:55)。そしてすぐそこには大きな樹とその向こうに石灯篭がある(写真左上マウスオーバー))。ここで要害山方面からやってくるハイカー1人とすれ違った。これで2組目。 緩やかな階段を上っていくと広場が何段かあり、最後に最も広い要害山山頂に到着(536m)(写真左上から2番目)(11:05)。ここは、戦国時代末期に「大倉砦」があった史跡(写真下)。また、秋葉大権現が奉られている(写真左上から2番目)。 展望が開けており、石老山から丹沢、大室山、そして富士山をはさんで三ツ峠まで見える(写真下パノラマ)。天気はいいし、広いし、展望もいいし、何より富士山が見える(写真左、写真一番上)しで、あまりにも快適なので、ここで、ゆっくり休憩をする。この間に恐らく要害山のみを目的で逆方向から上ってきた人が3人ぐらい展望を楽しんでいた。 約1時間後に歩きを再開(12:00)。緩やかなジグザグ道を下る。周囲はすべて広葉樹で、葉っぱをすべて落とした裸の木々が作る美しい景色(写真下)に癒される。山頂にいたときには特に意識しなかったが、葉っぱを落とした広葉樹の山のてっぺんに青々と葉っぱをつけた一本の大きな常緑樹の木(写真下)が目立つ。 途中で倒木にウスタビガの繭を発見(写真下)。これもどうやら枝が折れて落ちて偶然倒木に引っかかったか、地面に落ちていたところを誰かが倒木の枝に引っかけたかしたのだろう。緑色が少しあせているので、今年のではなさそうだ。 明るいのどかな道から樹林帯に入って少し歩くと「要害山秋葉大権現登山口」の指標があり(12:35)、樹林帯を抜けると階段を上がったところに山神社がある(写真左上から3番目)。もう少し下ると民家のある集落までやってきた(12:45)。民家の畑にある、すでに満開間近のロウバイの花が青空に映えて美しい(写真下)。 その後、先ほどの民家の方と道端でソーシャルディスタンスを取ってしばらくの間おしゃべりをしたあと、鏡渡橋を過ぎて、車道をだらだらと歩いて駐車場まで戻っていった(13:40)。下から見上げる要害山は、今の季節、山腹がふわふわの広葉樹で、てっぺんにあの常緑樹が1本立っているという(「オッパイ山」という別名もあるようだ)、とても印象的な山だった(写真左下)。
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