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歩いたコース | ▲花の苑地駐車場〜桜の小道〜小網登山道▼ | ||||||||||||||||||||||
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ようやく緊急事態宣言が解除された最初の土曜日。次の日は春の嵐という天気予報で高速道路は渋滞になることを予想して朝6時前に出発。おかげで道路はほぼ順調に進み、津久井城山公園の花の苑地には7時前に到着。駐車場は8時からとなっていたが既に入れた。もちろん車はほとんどいない。 駐車場の周囲は満開のサクラで覆われ 、そのすぐ向こうに今日歩く予定の城山が頭を見せている(写真左上)。反対側は津久井湖。景色はいうことない。 最初の難関(道路と駐車場)はクリアしたので、ここで1時間ほど休んでから歩き始める。なんと今年最初の山歩きだ。3カ月も山を歩いていないので、最初は散歩からとこの城山を選んだ。 津久井湖観光センターの向こうにある陸橋から道路の向こう側に渡る。サクラやユキヤナギやすでに萌黄色の木々など、青空に映える春いっぱいの景色を感じながら、この城山がどんな山なのか楽しみでいっぱいだ。 東屋までゆるやかに上って左に曲がると道標がある。ここがスタート地点で、茶色の位置番号はNo.1(写真左、上から2番目)。木の小箱には城山散策絵図のガイドマップが入っている。道標に従いここから少し急な階段を上っていく(8:35)。とはいっても階段はすぐに終わるが、その向こうは木がうっそうと茂る森の中。先ほどの観光地の雰囲気が一気に登山の雰囲気に変わる(写真左、上から3番目)。 いきなり実が薄黄色のアオキの木を発見(写真下)。アオキの実は通常赤だが、これはもしかしてかなりめずらしいのかもしれない。後で調べるとシロミノアオキ(これは真っ白ではないが)といい、高尾山で見つかっているとあるが、ここ神奈川県にもあるこのアオキもそうなのだろうか。 また現れた階段を少し上っていくと、さっそくスミレが現れた。葉っぱが長くて、距が丸くて短いので、ナガバノスミレサイシンのようだ(写真下)。いろんな春の花が見られそうな予感。 位置番号No.2では小網口方面へ(写真下)(8:45)。反対側はくさり場などがある荒川登山道だが、崖崩れのため当面通行止めになっている。マムシグサが多く見られる。この花のフォームは独特だがとても地味な色なのに、冬に見られる真っ赤な実はトウモロコシのようにぎっしり並んでいて毒々しいのがとても対照的だ。アオキの花も茶色で地味だが実は真っ赤。 位置番号No.3(写真下)(8:50)ではさらに山頂方面に向かう。ナガバノスミレサイシン以外にタチツボスミレも現れた。よく見ると、なんとエイザンもいるではないか!ヒトリシズカも見つけた。小さな山なのに、こんなに花の種類が多いのには感激だ。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲城山山頂〜車坂〜根本登山道〜湖畔展望道路〜駐車場▼ | ||||||||||||||||||||||||||
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ゆっくり休んだら下山(10:55)。本城曲輪のすぐ下をぐるりと回って土蔵に戻り、下りの道へ。先ほどの十字路まで戻ってきたら(11:10)、今度は来た道とは反対側の車坂(男坂)を下りる(写真左上)。男坂は女坂に比べると少し急になっているがそれでも歩きやすいし、下りなので問題ない。 女坂では、アオキの花が多かったが、男坂では赤い実が目立つ(写真下)。ふと上を見ると木々にキジョランが絡まっている。でもここでは高尾山のように森一帯を占拠しているふうでは全くない。 ここでもスミレが見られるが先ほどのように多くはない。なんとまだ3月なのにシャガの花も咲き始めている(写真下)。 どんどん下っていくと次の分岐点にやってきた(No.7)(11:30)(写真下) デッキを少し歩き、城山と枝垂れ桜がコラボで見られる道(写真一番上)から、湖畔展望園路に出た(11:55)(写真左上から2番目)。この道は花の苑地につながる一本道。整備された遊歩道だ。左側には障害物がないところで津久井湖の展望があり、右側は山の斜面でお花の展覧会状態。ヤマブキ、セントウソウ、マルバコンロンソウ、カキドオシなどなど。改めてみるとカキドオシの花の美しいこと!(写真下) 小網登山道との分岐(No.4)を通り過ぎてからも(12:00)、タチツボスミレの群落、終わりを迎えたミツマタ、そしてコスミレの群落、終わりかけのカンヒザクラ、ミミガタテンナンショウ( マムシグサ)、そしてニリンソウの群落、ムラサキケマンと続く。 いつの間にか、道がデッキになり、出発地点に戻ってきた(12:15)。津久井湖とその向こうの山と桜の木が織りなす景色は美しい(写真左下)が、この時間にもなると、その手前の駐車場はどれも満車状態で、入れなくて待っている車の列ができているところもある。 朝早く出発したころは車も数台だったが、今はもうお昼。観光地としてはこれからがピークなのだろうが、コロナ禍なので、人の少ないうちにお散歩ができてよかった。 | |||||||||||||||||||||||||||
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