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歩いたコース | ▲青梅鉄道公園駐車場〜第1休憩所〜第2休憩所▼ | ||||||||||||||||||||||
寒くも暑くもなくちょうどいい快適な季節の真っ只中、コロナ禍のステイホームで疲れた心と体を癒しに青梅丘陵にお散歩に。 青梅鉄道公園の駐車場に車を止めて、すぐ隣の道からハイキングコースをスタート(トイレは隣の永山公園グランドにある)(8:00)。 すぐ先には広い道と登山道のような狭い道もあるが(途中で一緒になる)、とりあえず左側の広い道を歩くことに(写真左上マウスオーバー)。ここから目的地、「矢倉台まで3km」とある。 すっかり新緑に様変わりした森の中は「さわやか」の一言(写真左上) 少し歩いて左側にある武州青梅金比羅神社(写真下)を通り過ぎ、道が右にくねると、左側の木々の間に展望が開けた。 富士山が見えるという標識がある。でも霞んでいるから今日は無理かなと思っていたら、確かに富士山の白い頭が見えるではないか(写真下) 。そういえば天気予報で湿度が十何パーセントぐらいで空気が非常に乾燥していると言っていたが、それが関係しているのかもしれない。全く期待していなかった富士山が見えたことでテンションもさらに上がった。 第1休憩所の標識(8:15)に従って鮮やかなツツジの花に覆われた右側の道を少し上ると、東屋があり展望が開けている(写真左、上から2番目マウスオーバー)。筑波山も見えることになっているが今日はそこまでは見えない。第1休憩所を後にして、また広い道に戻る。 このあとすぐに第2休憩所の標識が現れ、小高い丘に上っていくとまた東屋が現れた(8:30)(写真左、一番下)。第1休憩所よりも広く、新緑に囲まれて明るいが、展望はない。下って先ほどの道にまた戻ると、石碑のようなものがあり、梅岩寺経由で青梅駅に行く道を分けて引き続きハイキングコースの道を進む。 シャガの花が斜面一帯に咲いているが道からは見えにくいのが残念。そのうち「枝間の富士」という標識が現れた。ここからも木々の間から富士山の頭が、ちょこんと見えている(写真下)。 むらさめ橋(写真下)(といっても下は水は流れていない)を渡る。進んでいくと「矢倉台まで2.0km」の標識(8:40)。 コゴメウツギは、その名のとおり、お米のような白い蕾からようやくお花が開き始めたところ(写真次のセクションの下)。コアジサイの花のつぼみは形成されているがまだまだ緑色のものが多い。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲矢倉台休憩所〜元来た道〜駐車場▼ | ||||||||||||||||||||||||||
さらに進むと左側の斜面一帯が「すべてヤマザクラ」の一角がある(写真左一番上)。春には花見に来てみたいところだが、きっと人が多いに違いない。少なくともコロナが終わってからでないと無理のようだ。 この先にトイレがあり、道もかなり広くなっている(写真左、一番上マウスオーバー)。さらに進んでいくと、「ナラメリンゴフシ」がまた見つかった。今度は細い枝の両端にそれぞれ1つずつついている(写真下)。 しばらく歩き、「矢倉台休憩所」の標識のところ(写真左、上から2番目)から、このコースの中では一番の急坂を上っていくと、矢倉台の東屋に到着(9:55)。 ここは、戦国時代に地元の豪族三田氏が築いた山城、辛垣城の出城として設けられた物見櫓のあった場所と伝わっているそうだ。 この休憩所の西側方面は木々が刈り込まれているのか展望がよく、視界の左端には、富士山の左頭が見え、視界の右端には大岳山が見える(写真下パノラマ)。 南東方向にも展望が開けており、眼下には青梅市街地、そしてそのずっと向こうには霞んだ空に都心の高層ビルらしい影がかすかに見える(写真左、上から3番目)。 新緑と富士山と展望の欲張りコースでおにぎり休憩。ベンチのすぐそばに立派なコナラの木があるが、葉っぱが生まれ立てほやほやのやわらかい緑色をしていたので観察してみると、やはり虫にとってはこのやわらかい葉っぱがとても魅力的なのだろう、葉っぱはかなり荒らされていた。葉をぐるぐる巻きにしたもの(写真下)なども見られたがこれも虫こぶだろうか。 そろそろ下ることに。帰りは近くの駅まで下りて道路を歩くか電車に乗ることも考えたが、せっかく新緑のモールがあるのに、やっぱりもったいないと思い、元来た道を戻ることにした(10:25)。 トイレのところまで戻ったとき(10:30)、他のハイカーたちが、ツリバナの花が咲いていると言っているのを聞き、ツリバナの花を初めて見ることができた。あまりにも有名なその実には勝てないかもしれないが、花びらがまん丸ピンクで小さくてかわいい。 1qほど戻ったところの標識の下に育っている小さなコナラの木にまたまん丸虫こぶ(今度のは茶色)を見つけた(写真左一番下) 。これで3度目だ。往きには標識の影に隠れていて見つからなかったようだ。 第1休憩所のところから左側の道に入ると、登山道らしい雰囲気を味わうことができ、最後にはちょうど入口で広い道と合流した(11:40)。 | |||||||||||||||||||||||||||
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