赤ぼっこ山頂と奥多摩の山々

 
赤ぼっこ

釜の淵公園(駐車場)→天祖神社→旧二ツ塚峠→馬引沢峠→赤ぼっこ山頂→元来た道→駐車場
年月日

2026年2月6日

地域 東京都青梅市
標高 409m
天気

晴れ

ひとこと

歩きやすくて山頂からはパノラマビュー

 

 

歩いたコース  ▲釜の淵公園駐車場〜青梅市墓地公園近く▼
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天祖神社

コウヤボウキの群生地(無数の綿毛)

 

1923年に起きた関東大震災の際、表土が崩れ落ち赤土の露出した山となったことから「赤ぼっこ」と名付けられた山。今まであまり聞かなかった山の名前だが、ネットやSNSで知り、冬の低山歩きにぴったりなので暖かい小春日和の日を選んで陽だまりハイキングに行くことにした。

釜の淵公園駐車場(24時間無料)に車を停めて出発(10:20)。吉野街道(411号)に出て、31号線との交差点で南に曲がり、3つ目の交差点手前に天祖神社に着く(写真左上)(10:45)。

ここから260段の石段を上り山歩きの無事を祈ったら、神社の脇にある「長渕山ハイキングコース」の道標(写真下)に従ってスタート(10:55)。これからこの道標が長渕山ハイキングコースを案内してくれることになる。

階段をひと登りすると東屋があり、ここから林の中に入っていく。10分ほど歩くと次第に明るくなってきて尾根に出た。花のない冬の道にコウヤボウキの綿毛がちらほら見える。ピンク色の綿毛も。そのうち東側には「青梅市墓地公園」が木の間から見えてきた。

一旦車道に出て少し歩き、またすぐ登山道に入ると、綿毛のコウヤボウキの群生地があった(写真左下)(11:20)。そこには無数の白いぼんぼりが宙に浮かんでいた(写真下)。

     
釜の淵公園駐車場 神社の裏からスタート(天祖神社でお参り) 倒木しそうな根っこでベンチが...
気持ちいい尾根道 青梅市墓地公園 コウヤボウキの綿毛
一旦道路に出て(また登山道へ) ピンク色の綿毛 コウヤボウキの綿毛だらけ

 

▲ススキの群生地〜馬引沢峠▼    
  

ゆるやかに下っていくと今度は左手にススキの群生地が現れた(写真右上)(11:30)。今は冬なので茶色く枯れた状態。そのあとすぐに長瀬の方に下りる分岐(写真下)を通り過ぎ、旧二ツ塚峠方向に進む。しばらくは緩やかな道が続く。

スギ、ヒノキだけでなく、サクラ、アカシデ、コナラ、モミなどが混在する雑木林のなか、白い小さなキノコがぎっしり生えているコナラの木が目立つ(写真下)。これは高尾山でも枯れ木に見られたキノコと同じようで、ナラ枯れに関係するキノコではないだろうか。すでに切り倒されている木もあるが、きっと作業が追いつかないのだろう。これ以上増えなければいいのだが。

駒木町こんにゃく岩への分岐までやってきた(11:55)。足元にテイカカズラの綿毛が落ちている(写真下)。林のあるところにテイカカズラの綿毛あり。

やっと「旧二ツ塚峠」に着いた(写真下)(12:00)。ここで指標に従って北西方向に曲がる。この道の南側にはフェンスが続いている。一瞬、防獣フェンスかと思ったが、道の外側に設置されているので、後で調べると、このフェンスの向こう側にある「日の出町広域廃棄物処分場」の敷地内への立ち入り禁止と一般の自然歩道との境界を明確にするフェンスだそうだ。

馬引沢峠まであと0.2kmの指標のところで大きく左に曲がると5分ぐらいで馬引沢峠に到着(写真右下)(12:25)。

ここには、「二ツ塚処分場の緑地内のスギ・ヒノキ人工林から、里山の森(コナラ、シデ、カエデなどがまじる雑木林)を再生する取り組みを行っている」という説明版がある。2007、8年から始まったこの取り組みのおかげだろうか、現在すでに雑木林が見られるところもあり(写真右真ん中)、ありがたいことだ。

 

 


ススキの群生地

雑木林

馬引沢峠(まっすぐ進む)

     
長瀬への分岐 登山道 雑木林
コナラにキノコがいっぱい テイカカズラの綿毛 旧二ツ塚峠
旧二ツ塚峠からの道にはフェンスか フジのツル(フジの実) 馬引峠まで0.2km

 

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馬引沢峠〜赤ぼっこ山頂〜元来た道▼

  


赤ぼっこ山頂にある一本のヒノキ

陽だまりの気持ちいい山頂

マウンテンバイクで山道を走る人

 

そのまままっすぐ天狗岩方面に進む。ここからは道が細くなり、黒いフェンス(二ツ塚処分場の立ち入り禁止フェンス)に沿って歩く。

途中、小さな馬頭観音の石像がある(写真下)(12:25)。左側が欠けていて良く見えないが「牛馬安全・大久野」とあり、安永3年(1774)の甲午(きのえうま)の年に立てられたそうだ。

観音様の頭の上にのっかっているのは、よく見るとわかるようにかわいい馬のお顔(だから馬頭)。青梅市にはこのような馬頭観音像が116体もあるらしい。それだけ青梅では生活に馬や牛が欠かせないものだったということだ。

山歩きの無事を祈ったら、さらに歩くこと10分ぐらいで、「天狗岩まで0.7km」の道標に従って北に進む。一旦日の当たる明るい場所に出たあと林の中に入っていき、緩やかな階段を上る(写真下)。現れた「赤ぼっこ」の道標に従い右へ行くと山頂に着いた(写真一番上)(12:45)。

この山頂はヒノキの木が一本立つ赤土の長細いスペース(写真左上と左真ん中)だが、パノラマビューを眺望できる特等席のような場所。北西側に奥多摩方面の山々が見え、東側は関東平野が広がっている(写真下パノラマ)。

今日は暖かいということもあって遠くは霞んでいて良く見えないのだが、ここからは青梅市街はもちろん東京のスカイツリー、筑波山まで見えるらしい(白く輝く西武ドームは見える)。でもこの標高でこのパノラマビューは素晴らしい。

このコースはあまりアップダウンもないので、マウンテンバイクで山頂まで来ている人もいた(写真下)。

山頂のちょうどいい陽だまりでお昼を食べ、眺望を十分に楽しんだら下山。元来た道を戻っていった(15:50駐車場着)。

     
立ち入り禁止フェンス 馬頭観音 ツル
指標 最後の階段 赤ぼっこ山頂へ
奥多摩の山々
関東平野の眺望