10年前のスミレはあのあと枯れてしまい、それからなんと10年ぶりです。今回は、ホコバスミレ、イヨスミレ、ヒラツカスミレ、シロバナコスミレの4種類の種を赤玉小粒に撒き、上から水をやると種が動くので、下に受け皿を置き、そこから水を補給するようにし、直射日光の当たらない明るい日陰に置きました。
なにしろ10年ぶりなので芽が出てくるか心配でしたが、一か月後にヒラツカスミレとシロバナコスミレの2つだけ双葉が出てきてくれました。ヒラツカスミレはヒゴスミレとエイザンスミレの人工交配だそうです。シロバナコスミレについては、以前育てたコスミレのシロバナバージョンだと思われます。
ヒラツカスミレ(左側):閉鎖花が大きくなってきています。 シロバナコスミレ(右側)の方は花は咲かせませんが、こちらにも閉鎖花ができました(赤色丸印)。
2024年11月22日→
シロバナコスミレ: 閉鎖花がもう1つできました(左側)。 その後、閉鎖花が開いたところをなんとか写真に収めることができました(右側)。
花や閉鎖花を咲かせ種をまき散らし、子孫繁栄の仕事が終わると、冬支度に入ります。 ヒラツカスミレの方(左側)はすで次世代の葉っぱが出てきているようです(黄色丸印)。
ヒラツカスミレ(左側):花(マウスオーバーでズームアップ)。花弁はエイザンのように波打っています。 シロバナコスミレ(右側):新しい葉っぱが出てきました。
どちらも花は終わったようです。 ヒラツカスミレ(左側):花は終わり葉っぱが鉢を覆うように茂っています。 シロバナコスミレ(右側):一斉に花が開き、一斉に枯れました。その間わずか1〜2週間ぐらいでした。
花が終わったら、閉鎖花ができ、活発に種を飛ばしています。
ヒラツカスミレ(左側):葉っぱはヒゴスミレと同じ5裂(マウスオーバー)。