植樹祭跡地からの瑞牆山(クリックして動くパノラマを見る) | |||||||||||||||
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▲瑞牆山荘→富士見平小屋▼ | ||
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台風ばかりで、さわやか秋晴れがほとんどない今年の秋。だが、この日曜日はちがった。青色の色紙をペタッと貼り付けたような雲ひとつない青空。まさに登山日和。奥秩父の西にそびえるこの奇峰の山頂に至る登山道は人であふれていた。 立派に紅葉した大きなコナラの木(写真左)がそびえ立つ登山口から入り(8:00)、ミズナラ、コナラ、シラカバの木に覆われた林をしばらく歩く。地面にはいたるところにドングリころころ。こんなにドングリがあるのに、なんで熊さんはおなかをすかしているのだろう、と疑問に思ってしまうが、なんでも熊は木になった実しか食べないとか...。本当かどうかは定かではない。 そのうち林道を渡ると急登になる。しばらく登ると富士見平小屋に到着(8:50)。ここまではルンルン歩きで簡単に到着。 トイレの小屋に行く途中、右手に富士山が現れる。まだ雪化粧をしていない富士山は、青い空にさらに濃い青でくっきりとその姿を描き出している。このようにすばらしい富士山が見えると、頂上はまだまだなのに「ああ、来てよかった」とつくづく思う。 このお天気だと、瑞牆山山頂の360度大展望は大いに期待できそうだ。 |
▲富士見平小屋→瑞牆山山頂▼ | |||||
富士見平小屋を出てしばらくすると梢越しに瑞牆山の岩峰が見えてくる(写真右上)。なんとも奇妙な岩が山からにょきにょきと生えている。あと1時間余りで本当にあんな岩の上に立つことができるのか、ちょっと不安。 人の流れについて行ったのにいつの間にか道を間違えていたらしく、突然目の前に巨岩が立ちはだかる。ここからは鎖を使った本格的な岩登りをしないと頂上に着けないの!?顔に縦線が入った。そんなことは本には書いてなかった。よく見ると、岩を右に回りこむ道があった。ああよかった。 | |||||
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