川に沿った道を歩く(マウスオーバーで橋)
広くて平坦な道を歩く(馬に乗った女の子)
ろば(マウスオーバーでトイレ)
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二日目の今日はガバルニ峡谷を見に行く。昨日のビニュマール峰は岩が垂直方向に割れたような光景だったが、それとは対照的に、今日のガバルニの壁は何層にもなっていて水平方向に特徴のある山だ。
基点のコトゥレからガバルニまで40kmある。時間にあまり余裕がないのでタクシーを利用することに。どんより曇りの天気で、果たしてガバルニの壁は我々の前に姿を現してくれるのだろうか。「上の方は晴れているよ」と言ってくれた宿のご主人の言葉を信じて出発。
呼んでもらったタクシーの運転手は昨日と同じ運転手だった。小さなコトゥレの町では運転手も多くて2,3人ぐらいなのかな。くねくねした山道をまるでカーレースのように速く走っていく。やっぱりレンタカーにしなくてよかったと思った。今日は、帰りのタクシーを午後2時に予約した。午後4時前にはトゥールーズめざしてルルド行きのバスに乗るからだ。
1時間後に着いたガバルニ村は、お土産屋やレストランなどが数件並ぶ小さな村だった。晴れていれば、すでにこの地点から進行方向にガバルニ峡谷が見えるはずだが、今朝はこの辺から山という山は何も見えない。
今日のコースは、広い一本道のお散歩コース。朝10時を過ぎているのに人はまばら。少し歩くと川に平行して両側に道がある。どちらの道を進むべきか...。とりあえず広い方の道を歩くことにする。結局、狭い方の道はあとから橋を渡って広い道に合流することになる。
道の両側にはあまり目立たないが、いろんなお花が咲いている。7月か8月に来ればこの辺一面がお花畑だったに違いない。たまに、馬に乗っている人にすれ違う。ガバルニ村では交通手段用のろばたち(写真左)が観光客を待っていたが、今日はまだろばの背中に乗っている人は見かけない。
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