富士山をしっかり眺め、お昼を食べたら下山(11:55)。最初は緩やかに下り、途中から急な坂を下りる。やはりここでも紫のスミレや黄色のキジムシロ、そして緑のコバイケイソウなどがお供してくれる(写真左上)。葉に切れ込みのあるエイザンスミレは天子ヶ岳からこの下り坂にかけていくつか見かけた。木々の合間からは富士山がときどき顔を覗かせてくれる。
やがて左側に桜の木がずらりと並んだ桜並木を歩く(写真左中央)。見上げると確かに桜は咲いているのだが、花よりも葉が多くてあまり目立たないのが残念。右側が植林帯なので薄暗くて、腰を下ろしてお花見気分とまではいかない。
この並木を通り抜けると明るく開けたところに出る。そこでまた富士山と再会。今度は富士山とヤマブキのツーショット(写真左下)。振り返れば、とっても個性的な松の木の向こうに今登ってきた天子ヶ岳が見える(写真左下マウスオーバー)。
その後植林帯を通り抜けると立石への標識があるが、逆方向に向かって林道を歩く。パラグライダーが着陸する広場のそばを通って林の合間を通り抜けると、桜満開の舗装道路に出る(13:50)。
ひたすら舗装道路を歩き続け、ようやく天子の森キャンプ場までたどり着く。ここで一休みして、田貫湖のキャンプ場のそばを通り、湖沿いに歩いて登山口まで戻った(15:00)。田貫湖のキャンプ場は案の定非常に込み合っていた。本栖湖にキャンプを張って正解だった。
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