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![]() | ![]() 根子岳からの展望 | ||||||||||||||
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歩いたコース | ▲牧場管理事務所〜根子岳▼ | ||||||||||||||||||||||
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この連休の中日も秋晴れの予報。だったらやっぱりまた展望を満喫できるところへ、ということで今度は上信越の山を登る。 早朝は曇り、ではなく、地上が冷えて霧が発生。その証拠に道路の温度表示はなんと9度だった。菅平高原に着くころには霧がはれて青空が見えてきた。 のどかな牧場にある登山口(写真左上マウスオーバー)から、まずは根子岳を目指してなだらかな草原の道を歩き始める(8:35)。周囲一面が草原で、遠くに放牧の牛達がいる。白樺の木々が真っ青な空に映えている。 道端には秋の花が咲き誇っていて、寒さも忘れてしまうぐらい。マツムシソウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、オヤマリンドウなど(写真下)。でも、標高が高いため秋の花ももうすぐ終わりのようで、マツムシソウなどは花が散って種になってしまったものも多い。少なくともここ、花の百名山には鹿の被害は及んでいないようだ。 ゆるやかな上りをしばらく歩いて正面に根子岳が見えてきた(写真左中央マウスオーバー)。 そのうち、白樺林の中を歩くようになる(写真左中央)。こんなにたくさんの白樺の木々に囲まれたのはおそらく初めて。360度白樺100%の木々の中は、とても非現実的な世界で、とても幸せな気分になる。これがずっと続けばいいのにと思う。 そのうち少し急な上りになり、かなり上ったところで振り返ると、菅平高原が一望でき(写真左下マウスオーバー)、近くの山々より一段高いところに北アルプスの山々がずらりと並んでいる。やっぱり一番目立つのは槍ヶ岳。視線を近くに戻すとナナカマドの真っ赤な実が目立つようになる。 最後はクマザサの草原となり、何度も振り返って展望(写真下パノラマ)を眺めながら山頂をめざす。進行方向の右側(南東)には遠く富士山も顔を出している(写真下)!すぐそこに山頂の祠が見えてきて、根子山山頂に到着(写真左下)(10:20)。山頂は広く、開けていて、360度の展望が楽しめる! 南西側の展望はさらに視野が広くなり、反対側(北東方向)には草津白根山が見える。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲四阿山山頂〜中四阿〜小四阿〜牧場管理事務所▼ | |||||||||||||||||||
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山頂は、根子岳ほど広くなく、すでにお昼を食べている人で占領されている。なんとかスペースを探してお昼を食べる。 少し休憩したら下山(12:50)。先ほど通ってきた広場まで戻ると、今度は中四阿への分岐の道を行く。5分ほど歩くと、四阿高原への分岐地点にやってくる(写真左上)(13:20)。周囲が開けていてとても気持ちいい。進行方向に壮大な展望を見ながら、ガレ場をどんどん下っていく。 そのうち右側に最初に上った根子岳が見えてきた(写真左上マウスオーバー)。 尾根を下るので、ずっと右手にこの山を見ながら下ることになる。足元にクマザサ、そしてツガとダケカンバの木が点在している道を通り過ぎるとやがて中四阿(写真左中央)(13:45)。 その後急降下を繰り返して、四阿高原への分岐地点までやってきた(写真下)(14:00)。この辺は腰のあたりまで生えたクマザサとダケカンバ林の中を歩く。あまり急な下りはなく楽だが、距離的には長いように感じられる。しばらくして小四阿に着いた(写真左中央マウスオーバー)(14:30)。 この辺の大きな石には、赤ペンキで大きな上りの矢印や「ガンバレ」という文字が書かれている。上りだと少し疲れてくる地点かもしれない。距離的には、四阿山から2.8km下りてきて、牧場まであと1.8kmなので、半分以上は下ったことになる。 指標が現れるたびに少しずつ減っていく残りの距離に励まされながら下りていく。白樺林の中に入ったら、やっと菅平牧場の文字が見えた。とはいってもまだ白樺とナナカマドの林が続く(写真下)。おそらく、菅平牧場の敷地の中ということだろう。 沢を渡り、牧場の端に沿って細い道を歩いていくと、四阿山登山口と書かれたゲート(写真左下マウスオーバー)から出た(15:30)。牧場の向こうに今日上った根子岳と四阿山が見える(写真左下)。ここからは舗装された広い道路を真っ直ぐ歩いて、出発地点まで戻ってきた(15:40)。 | ||||||||||||||||||||
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