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![]() | ![]() 草原にナナカマドの赤とカラマツの黄色 | ||||||||||||||
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歩いたコース | ▲草津白根レストハウスから芳ヶ平へ〜▼ | ||||||||||||||||
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樹木の少ない笹原の緑の中にナナカマドの鮮やかな赤がポツンポツンと点在する紅葉の風景。紅葉名所のガイドブックの中でも、この独特の紅葉が気になっていた。 出発地点は、草津白根レストハウス。ここから20分ほど上ったところにあるエメラルドグリーンの湯釜は12年前に行ったことがあるので今回は省略して、目的地である芳ヶ平への道を歩き始める(8:00)。 活火山のため植物が全く育たず山肌が真っ白な白根山が、早朝の真っ青な空に浮き出て見えてとても幻想的な世界を創り出している(写真下パノラマ)。周囲にはナナカマドやカラマツが点在しているが、早朝でまだお日様が低いため陰になっている(写真左上)。 大きな石が転がる歩きにくい道をしばらくまっすぐ歩くと、突き当たりを北方向に曲がる。荒涼とした景色が続く。足元にはロープが張られ、「硫化酸素ガス発生地点、立ち入り禁止」とある。遠くには水蒸気が上がっているし、硫黄のにおいがする。周囲には火山噴気のため立ち枯れした木々が目立つ。 少しずつ草木が増えてきた。紅葉した真っ赤なナナカマドにお日様が当たり、真っ青な空と白い白根山をバックにすばらしいコントラストを成している(写真左下)。 | |||||||||||||||||
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| ▲芳ヶ平ヒュッテ〜芳ヶ平湿原〜草津白根レストハウス▼ | |||||||||||||||||||||||||||||||
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とうとうガスの中に入ってしまった。紅葉の大切な演出役である青空がなくなった。お日様が隠れてしまうと、せっかくの紅葉も色あせて見える。でもたまにガスの隙間からお日様が少しだけ顔を出して、景色の一部にスポットライトを当ててくれる。 カラマツ林が目立つようになってくると、小さな川の向こうに芳ヶ平ヒュッテ(9:40)。ちょっとコーヒーなどいただきたいところだが、ヒュッテはまだ準備中。めずらしい種類の2匹の大きな犬が迎えてくれた(写真下)。 このまま芳ヶ平湿原へ(写真左上)。湿原は葉紅葉が美しく、たまに日が射すと池の水面にも美しい紅葉が増える。でも遠くのカラマツ林はガスで覆われたまま。ぐるりと一周したら、今度は芳ヶ平野営場へ(写真左下マウスオーバー)。この広いキャンプ場でお昼休憩。すでに数人のハイカーがお昼を食べていた。 ヒュッテに戻ったころに、またお日様が近くのカラマツ林にスポットライトを当ててくれた。カメラのファインダーが黄金色に染まった。満足して元来た道を戻っていった。戻りも往きと同じぐらい時間をかけてレストハウスに到着(12:20)。 今回は芳ヶ平までの往復コースのみにしたのは、中之条フラワーガーデン(写真下)に10月末まで見られるというヒマワリを見に行くため。車で1時間ぐらい走ってやっと見つけたのだが、入口に「相次ぐ台風と7、8月の長雨でヒマワリを続けて咲かせることができなかった。今度咲くのは10月15日〜23日ごろ」という看板が。自然を相手に大変そうだ。今度また訪れることにして、そのまま帰途に着いた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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