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歩いたコース | ▲稲荷山登山口〜山頂▼ | ||||||||||||||||||||||
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3カ月半ぶりの山歩き。今年の夏は、6月ごろから酷暑の日が続いていたので近場の山は暑すぎるし、遠くアルプスの山はコロナで宿泊が難しいので、山歩きはずっと控えていた。9月も半ばになり、昼間はまだ30度を超えるが、朝晩は涼しくなってきたので、リハビリを兼ねて高尾山へ。 あいにく大型台風14号がこのシルバーウィークの3連休に日本列島を襲うということで天気が心配だったが、東京では連休1日目はまだ雨が降らないということなので早速出発。 実はこの1週間後(25日)にも高尾山に行くことになったが、台風14号が主に九州などに爪痕を残して去ったあとすぐに発生した15号(雨台風)が、今度は主に東海地方を襲った後にお天気が回復したシルバーウィークの最後の日曜日。 過去を振り返ると、高尾山に行ったのは春の花の時期、紅葉の時期、ダイアモンド富士の冬などで、9月に行ったことはなかった。前から見てみたかったキジョランの花は秋に咲くし真冬のあのシモバシラの花も今が見頃なのでまさにグッドタイミング! 薬王院の自動車祈祷殿駐車場はこの日は行事があるため使えなかったが、周囲の至るところに臨時駐車場(土曜日なのに1日1000円)があったので助かった。1週間後の日曜日(25日)は自動車祈祷殿駐車場は使用可能で、駐車料はなんと500円。やっぱりここが一番お得。 清滝駅の隣の稲荷山コースの入口に入る(写真左上)(8:30)。葉っぱのない明るい登山口を見慣れていたため、この時期のうっそうとした景色を見て、これが本当の稲荷山コースの入口かと迷ったぐらいだ。 階段を上がって行く途中、山ホトトギス(写真下)が出迎えてくれた。このかわいい山ホトトギスとは最後まで一緒に歩くことになる。25日もほぼ同じ時間にスタートしたが、17日より歩く人が多かったようだ。台風後なので6号路などの谷を歩くコースを避けてこのコースを選んだ人も多かったのかもしれない。、 ほぼ広い道がなだらかに続くイメージのこの稲荷山コースだが、久しぶりの山歩きのせいか、こんなに上りが多かったかなと思うぐらい、階段や木の根っこなどのアップが断続的に現れて歩きごたえがあるように思われた。さすがにその1週間後は割と歩きやすかった。 急な登りを上って到着した稲荷山では、やはり眺望はなし。東屋だった屋根が前回来た時から屋根が外されてベンチのみになっている。1週間後もあまり眺望はよくなかった。 山頂まで残り500〜600mぐらいのところから、道の上に板が張られ、ウッドデッキ状態。木が新しいので後で調べてみると、2022年3月にできたものらしい。この辺はとくに滑りやすかったため木道に整備したようだ。有難い。私もこの稲荷山コースのどこかで一度滑った記憶がある。歩きやすい半面、段差がばらばらなので注意が必要。この道は山頂直下までずっと続いた。台風後(25日)の木道には葉っぱや枝などが散乱していた。その後、約280段の山頂直下の階段を上って山頂到着(10:05)。 | |||||||||||||||||||||||
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| ▲5号路〜3号路〜1号路〜高尾駅〜ロープウェイ▼ | |||||||||||||||||||||||||||||
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階段を上りたくなかったので、今まで通ったことがなかった南側のまき道(もみじ台まき道)を進んでみた。南側の道なので明るいが、あまり人が通らないのか狭い道を高い野草が生い茂っている。かなりくねっているのか、長く歩いた気がしたものの、たどり着いたのは、山頂に上る5号路との分岐。 5号路から3号路に入ってキジョランの花を探す。最初は少し下るが、その後は右側方向が谷になったアップダウンの少ない登山道をくねくね歩く。キジョランが一番多く見られるのは、3号路の終わりの方。 25日最初の橋を渡ろうとすると、台風の影響で、普段は見られない滝がゴーゴーと流れていた(写真下)。その後も橋を渡るたびにいつもは聞こえない谷の底を流れる水の音が森に響いていた。 3号路もかなり終わりに近づき、以前キジョランの実や種を発見したあたりにやってくると、キジョランの茎から何やら放射状に丸いものが数個出ていて、そのうち花が咲いているものもある。 これがキジョランの花!(写真左真ん中)思っていたより小さく地味だった。他にも放射線状に広がったいくつかの蕾らしきものは見えるが花はほんの少し。他のはこれから咲くのだろうか。 だったら、次の週にはもっと花が見られるかもしれない。ということでキジョランの花が咲き乱れているところを期待して25日もやってきたのだった。ところが、25日には花が咲いているものは全く見られず(写真左下)、蕾のように見えるものはもしかしたら花が終わった状態なのかも知れない。 ガイドブックを見ても、全部花開いている写真もあるにはあるが、蕾状態の写真しか映っていないものもある。あとで高尾599で尋ねてみたものの、花はこんなものではないかということだった。歩いていてもキジョランの花を探している人はいなかったし、キジョランはやはりあのふわふわした種が一番の魅力なのだろう。 この後、1号路の浄心門のところに出てきて、天狗焼きを食べてからロープウェイで下りた。それにしても紅葉前の秋の高尾山も秋の花満載ですばらしかった。
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