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歩いたコース | ▲登山口〜八幡平頂上▼ | ||||||||||||||||||||||
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鹿角八幡平方面からアスピーテラインを上っていくと大沼のあたりで息をのむ鮮やかな紅葉を見ることができた(写真上)。さらに上っていくと、白い幹が青空に生えるダケカンバだけとなり、山頂付近まで来ると常緑樹のアオモリトドマツの樹林帯になった(写真上)。 まだ数台しか止まっていない八幡平駐車場からは(9:10)岩手山がくっきり見える(写真下)。駐車場は風がかなり強く、体感温度が思っていたよりかなり低く感じられる。あわてて、マフラー、手袋、カイロ、風を通さない上着など、可能な限りの防寒準備をした。 今回のコースもまたまた「楽して登山」。でも八幡平は百名山の一つ。最も楽して登れる百名山の一つと言われている山だ。 道路の向かいに秋田県と岩手県の県境のマーク。登山口は秋田県側からになる(写真左上)(9:30)。整備された石畳の道の両側はチシマザサ、ナナカマドの赤い実(赤い葉っぱが残っているものもある)、アオモリトドマツ(=オオシラビソ:下枝は四方に生長しているが上枝は極寒の風雪にさらされて生長が遅いのであまり伸びていない。)、立ち枯れの木々に覆われている(写真左上マウスオーバー)。ここまで来ると、風はなくなり小春日和のようにおだやかになり、歩いていると次第に暑くなり、上着は不要になった。 すぐに、分岐が現れたが(写真下)(9:35)、今回は時計回りで歩くので、「鏡沼を経て八幡平頂上へ」の指標に従って左方向へ下っていく。 しばらくすると右手に鏡沼が見える。噴火によって生じた火口に水がたまってできたこの火口湖は、「静かに湖水をたたえ、まわりの美しい風景を映す姿を鏡に例えてこの名がつけられた」とのこと。この日は青空一色を映し出していた。5月頃に見られるドラゴンンアイはこの沼だけのことらしい。 次に現れたのは2つの火口湖が並んだめがね沼(写真下)。2つの沼を完全にカメラフレームにおさめることはできなかった。 平らな道のまま、さらに5分ほど歩くと、なんともう八幡平頂上(1613.8m)(写真左下)(10:00)。ゆっくり歩いて30分の、本当に楽して登れる(実際は登っていないが)百名山だった。上の展望台からは遠くの山々や雲海の展望がすばらしい(写真左下マウスオーバー)。 | |||||||||||||||||||||||
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▲源太森〜見返峠〜鏡沼分岐〜登山口▼ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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源太森の西側を見るとこれまで歩いてきた八幡平が見える。源太森からは少し離れているので、その名のとおり平らな高地になっていることがよくわかる(写真下パノラマ)。その向こうの西南方向にちょこんと顔を出しているのがこれまた八幡平三大展望地の一つ、畚(もっこ)岳、そのずっと奥に駒ヶ岳がうっすらと見える。 反対側(東側)の眼下は、安比岳など、アオモリトドマツとダケカンバのモザイク状の山々がきれいだ(写真下)。 源太森の山頂のアオモリトドマツには実がなっていたが、他の針葉樹のように松ぼっくりの形で地面に落ちることなく、種の一つ一つが剥がれて散っていくそうだ(写真下)。 おにぎり休憩をして下山(11:30)。源太分れまで戻ってくると(11:40)、今度は見返峠方面に向かう(写真下)。途中から草紅葉の色が濃くなってきた。大きな柴犬の背中のように見えてきて、撫で撫でしたい気持ちになる。 しばらく樹林帯に隠れていた八幡沼がその南の端で姿を再び現し、そこからは対岸に陵雲荘が見えた(写真左真ん中)。 草紅葉は終わり、次第にチシマザサとアオモリトドマツの中を、沼を背に木道を上っていく。すると正面に(南側)視界が開けた(写真下パノラマ)(12:00)。 一番目立つのは真正面の畚岳。そして奥に秋田駒ヶ岳。手前に八幡平山頂レストハウス、駐車場等が見えるが、この時間、下の方の駐車場もいっぱいになっている。そして東には岩手山。 ここからはまた石畳の道となり、左手(南側)に壮大な景色を見ながら歩く。小屋を過ぎたら見返峠(12:05)に着く(写真左下)。石畳の階段を下っていくと、今朝鏡沼方面に進んだ鏡沼分岐(12:10)に着き、すぐに登山口まで戻ってきた(12:15)。 その後、八幡平山頂レストハウスで、人気のカレーライスとカレーうどん(稲庭うどん)をいただいた。 帰りはアスピーテラインを八幡平市方面に下りる。ある程度下っていくとこちら側の紅葉も錦絵のようですばらしかった(写真下)! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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