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▲駐車場〜裏高尾渓流線歩道(高尾梅郷遊歩道)▼ | |||||||||||||||||
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自動車祈祷殿駐車場から国道20号を歩いて小仏川まで歩いたら、左に曲がって裏高尾渓流線歩道を歩き始める(9:40)。日影沢林道にはバスで近くまで行けるが、小仏川に沿って歩くこの道にも春のお花がいっぱいなので、日影沢まで歩いたほうがより春を満喫できる。 川沿いの桜はちょうど満開(写真左上)。足元にはタチツボスミレ、マルバスミレだけでなく、タカオスミレも発見。川を渡った先には、ニリンソウやジロボウエンゴサクの群生地がある。ユリワサビも。去年はここでイチリンソウを見つけたのだが今回は見つからず、 そこからかなり先にまだ蕾のイチリンソウを一輪見つけた。花びらの裏面がほんのりピンク色になっていて美しい(「お花畑に行く」参照)。 小さな黄色い花を咲かせる木々が2種類。花枝がある方がアブラチャンで、ない方がダンコウバイなのだが、いつもどっちがどっちか忘れてしまう(写真左真ん中とマウスオーバー)。 圏央道の近くではナガバノスミレサイシンも見るようになる。圏央道の下には種類の違う桜が満開状態(写真下)。「高尾梅の郷町」の広場でトイレ休憩をしたら、遊歩道を離れて、バスが通る国道516号線を歩く(10:40)。昨年はここを蛇滝遊歩道の方に曲がって緑のニリンソウを探しに行った。 ここまでは足元中心に春の野草を楽しんできたが、ここからは目線を上げて、桜色と萌黄色が混ざった山々を背景に、道沿いにサクラ、ハナモモ、トキワマンサク、ユキヤナギ、ツバキなどが、ナノハナ、ハナダイコン、スイセンなどとコラボする光景を楽しむことができる(写真左下)。 この道中には「するさしのとうふ」屋さんがある。基本、「花も団子も」なので素通りするわけにはいかない。おからのドーナッツを休憩にいただく(10:50)(写真下)。ここのバス停が「摺差(するさし)」なので、バス停名でいけば、次の次が目的地の「日影」。 日影沢林道には11時過ぎに着いたが、春爛漫の演出は最後まで楽しむことができて、バスではなく歩いてきてよかった。 | |||||||||||||||||
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▲日影沢林道〜逆沢作業道〜もみじ台▼ | |||||||||||||||||||||||||||||
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日影沢林道の入口にはこの季節いつも貝母(バイモ)が咲いている(写真下)。バイモは2019年に長野県の鞍骨山に行く途中の陣場平に群生を見に行っている。花の内側が網目模様になっていて別名「アミガサユリ」という。強風の際はカールしている葉っぱをお互い絡め合って支えあっているというのが印象に残っている。球根の部分が薬用にされる。 林道を歩き始めると、さっそくヨゴレネコノネ、ユリワサビなどがお目見え。スミレは言うまでもない。タチツボスミレ、マルバスミレ、エイザン、ナガバノスミレサイシンや、ここでの定番であるタカオスミレ(写真右上)、ヒカゲスミレなど。早咲きのエイザンも他のスミレと一緒に咲いてくれるのも嬉しい。トウゴクサバノオ、マルバコンロンソウ、カントウカタバミなども見つかり、やはりここは春のお花の展覧会のよう(「お花畑に行く」参照)。 日影キャンプ場の辺りに来ると、タカオスミレやヒカゲスミレ、エイザンなどが目立ってくる。 ナガバノスミレサイシンのようだが、花の輪郭がピンク色に染まっているのが美しいスミレが気になる。今まであまり見たことがない(?)スミレ。後からビジネスセンターで訪ねると、ヒナスミレとのこと(写真右真ん中)。このスミレが突然現れたわけではないだろうから、これまで無意識にナガバノスミレサイシンの枠内入れていたのだろうか。こんな美しいスミレに今まで気付かなかったこと自体が不思議だ。 その中でも葉に切れ込みのあるヒナスミレも見つかった(写真下)。これはもしかして、エイザンとヒナスミレの交雑種である「オクタマスミレ」だろうか? 沢が道の高さに近づいてくると、道の脇にはいつもの場所にコチャメルソウの群生が見つかる(写真下)。その反対側からはタゴガエルの鳴き声が聞こえる。いつもより高いかわいい犬の鳴き声のような鳴き声が聞こえてきた。 この後、逆沢作業道をひたすら上る(12:00)。この道に花はあまりない。それでもポツンポツンと咲いたヒナスミレやナガバノスミレサイシンなどのスミレたちに背中を押してもらって、もみじ台の北側巻道に合流し、一旦5号路との分岐に戻ってから、階段をひと上りしてもみじ台に出た(12:30)。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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