スタッフドチキン(黒いのはコショウ)
 
一ノ瀬高原一ノ瀬高原
年月日 2002年8月31日〜9月1日
地域山梨県
約1000m
天気晴れ
ひとこと穴場のキャンプ場(ここだけのはなし)
温泉のめこいの湯
 

 

  ▲ダッチオーブンデビュー▼
  


A: スタッフィング

B: 串刺しの刑!?

C: ダッチオーブンで熱する

D: いただきまあ〜す

 

一ノ瀬高原キャンプ場は、奥多摩にある知るひとぞ知る穴場的なキャンプ場。8月の週末なのに広いキャンプ場に8つほどのキャンプしか張られていない。標高が1000mぐらいあり、しかも林の中なので、天然冷房状態。
下界の暑さが信じられないくらい心地よい涼しさ。

12インチのダッチオーブンを使って、「スタッフドチキン」に挑戦。
1. ちょっと失礼して、まるまる一羽の若鶏のおしりから手を入れさせていただいて中を洗う。
2. 詰め物を準備する (この鶏の肝、食パン、干しぶどう、ベーコンをダッチオーブンの蓋でいためる)。
3. 詰め物を若鶏のおしりから詰め込み(写真A)、出口をふさぐ(写真B)。
★爪楊枝を用意していなかったため、大きな串を何本も刺すことになった。
4. 12インチのダッチオーブンに入れる(写真B)。
★こんな恥ずかしい姿がHPに掲載されるとは思ってもいなかっただろうに。串の刺さったおしりがなんとも痛々しい。
5. 火を起こして、まず下から、そして蓋の上からも熱する(写真C)。
6. 45分後ぐらいに野菜 (とうもろこし、にんじん、じゃがいも)を入れる。
★ここでついでに塩コショウをしようとしたところ、コショウの蓋が取れて瓶の中のおよそ半分がどさっと鶏と野菜の上にかかってしまう。いい感じで焼けていたのに、このコショウ土砂降りにはチキンさんもさぞかし驚かれたことだろう。
さらに、鶏の皮がなかなかあめ色にならないので、もう少し、もう少し、といって長く熱し過ぎたのも間違い。

コショウの合間から見える鶏の背中がいい色になったときには、すでに肉が少し硬くなっていた(写真一番上)。ジューシーさがもうひとつ。
コショウをかなり取り除いたつもりだが、やはりまだコショウのにおいが鼻につく。それ以外はまあまあ。
切り分けるときに発するなんともいえないニオイは、出来たてまるまる一羽の鶏の醍醐味。
次回こそは完璧なスタッフドチキンをつくりたい。

 

▲パン作り▼  
   

翌朝、パン作りに挑戦。
今ある材料と本を照らし合わせて、松の実とベーコンを入れたごく普通のロールパンをつくることに決定。
材料も目分量で適当に入れて捏ねる。あったかい湯に捏ねたドウを入れ物ごと漬けて待つこと40分。
膨らむ、膨らむ。これを8等分にわけて自分の好きな形にまとめて、ダッチオーブンに入れる。
上下から均等に焼かなければならないが、上からの熱が下からの熱に追いつかないので、指定時間が来てもパンの上にきれいな焼き色がつかない。結局時間を延長して上からしばらく焼いた。
できあがりは見た目上々。味もベーコンの味が染み込んでいておいしい。ダッチオーブンで作ったできたてのパンを食べるのは初めてで感動!欲を言えば、一部底がこげていることと、弾力が少し足らないことが残念だが、はじめはこんなものかも。

 
パン焼けた!