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![]() | ![]() シャーフベルク山頂駅と湖と山々 | ||||||||||||||
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ヴォルフガンク湖の地図 | ▲ザルツブルグ→ザンクトギルゲン→ザンクトヴォルフガング▼ | |
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バート・イシュル行き9:19発のポストバス150番でザルツブルグ(ミラベル宮殿)を出発。インターネットで調べた時刻表によると、10:05にザンクト・ギルゲンでバスを降り、10:15に船に乗ってヴォルフガング湖を渡ることになっていたが、すでにバスは少し遅れていたので、この接続が可能かどうか心配。少し遅れてもバスの乗客を待って船に乗せてから出発するのではという期待を持って、急いでバス停から100mも離れていない船の発着場に走っていったが、船はすでに出ていた。船の切符売り場には長い列ができているし、やはりこの接続は無理だった。次の船は1時間後の11:15だ。これで予定より1時間遅れた。 時間ができたので花で飾られたザンクト・ギルゲンの美しい家々や子供のモーツァルト像を見学し(ザンクト・ギルゲンの町)、1時間後にやっと船に乗る。あまりにも天気が良くて暑すぎるので外には出ず船内に留まることにする。対岸に並んださまざまな形をした1500mから1800mぐらいの山々(写真中央マウスオーバー)を見ながら、左方向の片側が絶壁になった1780mのシャーフベルク山(写真左上)(マウスオーバーで拡大)に登るために、ザンクト・ヴォルフガングの町に向かう。40分余りで、ザンクト・ウォルフガングに到着。 ここから、映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも出てきたシャーフベルク鉄道に乗る予定なのだが、乗り換え時間は3分しかなく、11:55の列車には間に合わない。切符売り場の頭上にある掲示板にはその次の列車12:55発も満席とある。こんなに混むなんてどこにも書いてなかったのに...。結局13:55発の切符を買ったのだが、これで計画がさらに大幅に遅れてしまった。今日の最終目的地、ハルシュタットの到着は夜になってしまいそうだ。 またまたここでは2時間もの待ち時間ができたので、近くのカフェレストランのようなところでソーセージを食べ、ラドラー(ビールのレモネード割り)を飲んだ(写真下)後、白亜の教会(写真左中央)が立つヴォルフガングの町の中心地を散策する(ザンクト・ヴォルフガングの町)。そしてやっと13:55に列車に乗った(写真左下)。 |
▲シャーフベルク登山鉄道で山頂へ▼ | |||||||||||||||||||||||
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眺めがいいという左側に座る。テラスの花が美しい民家を通り過ぎ、森の中に入る。高度が上がってくると眼下に湖と山々の織り成す美しい光景(写真右上)が見えてくる。この鉄道はもちろん単線なので、山頂近く(シャーフベルクアルプ)で一度停まり、下りの列車と行きちがった(写真右上マウスオーバー)。最後のトンネルを抜けると山頂(シャーフベルクシュピッツ)に到着。約40分かかったがあっという間のように思われた。 列車を降りる(写真右下)とすぐ、帰りの列車の予約をしなければならない。なんとか一番早い17時10分の列車を予約することができた。これでとりあえず安心。頂上の駅から15分ほど歩いて登ると山頂に着く。ホテル兼レストランが立っている(写真右下マウスオーバー)。 映画『サウンド・オブ・ミュージック』に、マリアと子供たちがこの山頂でドレミの歌を歌っているシーンがあるが、実際、周囲はずっと開けていて、ザルツ・カンマーグート地方の大展望がすばらしい。眼下にはヴォルフガング湖やモンド湖などがこの山を囲み、遠くにはダッハシュタインの氷河をはじめ壮大な山々の景色が見渡せる(下のパノラマ写真)。 | |||||||||||||||||||||||
山頂からの展望(左上遠くの氷河はダッハシュタイン) | |||||||||||||||||||||||
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モンド湖(このどこかにある教会で『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐とマリアが結婚式をあげたのは有名) | |||||||||||||||||||||||
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| ▲下りの列車▼ | ||||||
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![]() くちばしの黄色い鳥がテラスに停まった ![]() 閂が外れている ![]() 乗客が後ろの電車から前の電車に移る | 360度の大展望を満喫したら、テラスで壮大な景色を背景にしてアップルシュトゥルーデル(写真上右)を食べる。アップルパイよりも皮が薄く、甘すぎないりんごがいっぱい入っているのがいい。生クリーム付きにすればよかった。 その後、周囲を散策し、帰りの列車に乗り込んだ。列車の中は4人掛けの木製ベンチが向かい合わせになっていて、その左右に乗降用のドアがついていた。出発する時に、車掌が閂(かんぬき)皮ベルトでドアを閉めてくれた。しかし、しばらくすると列車の振動でドアの閂が外れ、ガタガタしだした。何度閂を戻しても、振動で外れてしまう(写真左中央)。途中でドアが空いてしまったら、急坂を転げ落ちてしまう....と不安になっていたら、別の事件が起きた。 | ||||||
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