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歩いたコース | ▲St Julien Rd〜第一登山口〜第二登山口▼ | ||||||||||||||||
成田からトランジットで寄ったバンクーバーはお天気がよかったのだが、それからカルガリーに着くと雨。次の日のバンフまでのエクスプローラー・ツアーもずっと曇りか小雨で標高の高いところは雪。3日前には平地にも季節はずれの雪が降ったところがあったらしい。 2,000m以上のサンシャイン・メドウでのハイキングなども計画していたが、高い山は雪で真白なので断念した。バンフに着いた次の日もどんより曇りで、季節は秋を通り越して初冬。とりあえず町の人たちの散歩コースにもなっているトンネル山へ。 バンフの中心部からWolf St(バンフの町ではストリート名はすべて動物の名前)をトンネル山のある東側に歩いて行き、突き当りのGrizzly Stとの交差点までやってくると、斜め(南方向)に走っているSt. Julien Rd(車道)を歩く。道の脇にはアザミ、菜の花、ヒメシャジンなどや、日本では見ない花も咲いている(写真下)。 ゆっくり歩いて7、8分で左側にトンネルマウンテンの登山口(写真左上)(9:10)。その隣には小さな駐車場。 トンネル山の説明書きがあり、ここから山頂までの標高差は260mとのこと。東京の高尾山はケーブルカーを使うと標高差がたったの120mぐらいしかないので、それよりはもう少し歩くぐらいだ。 砂利道を歩いて行くと杉の林の中に入る。高い針葉樹の足元には低木のガンコウランだろうかそれともミヤマネズだろうか、黒い実がいっぱいなっている。白粉をまいたような実なのでミヤマネズかな。道にはいろんな松ぼっくりが落ちている。日本では見られないようなものも。 ゆるやかな道の木々の間から町が見下ろせるようになり少し上ってきたことを実感する。10分ほど歩いてまた車道に出る。ここにも道の脇に駐車場があり、ここまで車でやってきてここから上る人のほうが多いようだ。ここの登山口(左写真下)(9:20)にも説明書きのようなものがある。 | |||||||||||||||||
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| ▲トンネル山山頂〜下山▼ | |||||||||||||||||||||||||
大きなラッパのような音が鳴り響いたかと思うと貨物列車がやってきた。山頂から見るとカラフルな貨物列車が右手の湿地帯をゆっくりと向こうに這っていき、どこまでいっても尻尾が見えないぐらい長かった(写真左上)。 湿地帯は葉紅葉なのだろうか黄色から赤茶色の絨毯が広がっている。この山を降りたら今度はあの湿地帯を歩いてみたくなった。木々はまだほとんど緑色だがほんの少し真っ黄色に黄葉している木を発見(写真左下マウスオーバー)。町の左手のサルファー山のふもとにはお城のようなホテル、Fairmont Hotelが見える(写真左下)。町の中を流れるボー川の水が青色に見えるのも印象的だ(写真下)。 町で買ってきたバンフ名物の「熊の手」チョコを(直径8cmぐらいのチョコで中にナッツが入っていてずっしり思いので一気に全部は食べられない。上にも熊の爪を表すナッツが3つ付いている)(写真下)を少しいただいたら下山(10:25)。 気が付くと雨もやんでいて、下山の途中で上ってくる人がどんどん増えてきた。日本人らしき人も何人かいた。登山口まで下りてくると(11:05)、駐車場には車が来た時の倍ぐらいに増えていた。 登山口の説明書きもそうだが、登山道以外のところを通らないようにという注意書きなども、英語と仏語の併記になっている。仏語が公用語となっているケベック州があるカナダではそれが当たり前のようだ。ほとんどすべてのものが英語と仏語の併記になっていたのは驚きだった。 | ||||||||||||||||||||||||||
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