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歩いたコース | ▲駐車場〜舗装道路終点▼ | ||||||||||||||||||||||
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| 例年にない寒さが続く今年の冬。近場でなるべく暖かい低山を目指して房総半島にやってきた。前日は珍しく14度ぐらいまで気温が上がりぽかぽか陽気だったのだが、当日は一転して北風ビュービューの寒い日になってしまった。 高照禅寺の隣の駐車場に車を止めて前の車道を渡り(9:55)、畑の中の舗装道路を歩いていく。 道端にヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲いている。春は確実にやってきているようだ。大根が畑一面に顔を出しているのを見て今年は特にうらやましく思うのは、この冬価格が高騰しているからだ。 のどかな風景のなか、舗装道路の緩やかな上りを歩いていくと、途中に一件家がある。お庭のイヌマキの剪定がすばらしい。民家の前の道にはツバキの花、赤や白の梅、そして黄色のロウバイなどの木々が並んでいて華やかだ(写真下)。もう少し上ったところから、駐車場方向を振り返ると、それらの花の鮮やかな色が向こうの山を含んだ全体の景色をより美しくしている(写真左上)。 さらに舗装道路を進むと左手に葉を落とした一本の大きな木があり、右手に目をやると遠くに昔歩いた伊予ヶ岳が見える。道はそのあと左に曲がる。路上にオレンジ色の小さな実がいっぱい落ちているので、その上を見ると、元の木が全く見えないぐらいその葉っぱで周囲を覆いつくしたツルがところどころに小さなトウモロコシ状のオレンジ色の実を垂らしていた。後で調べるとこれはフウトウカズラ。 ヤツデやアオキなどの照葉樹の道をさらに歩いていくと、地図の指標があり、ここで舗装道路が終わりとなる(写真左下)(10:20)。 | ||||||||||||||||||||||
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▲舗装道路終点〜大黒様▼ | |||||||||||||||||
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ここから登山道。杉林の道を歩いていく。次第に照葉樹も増えてきた。大きくて立派な木々が濃い緑色の葉っぱで覆われた枝を四方に伸ばしている姿は見ごたえがある(写真右上マウスオーバー)。 アップダウンの少ない緩やかな登山道をしばらく歩くと、木々のトンネルの先に明かりが見えてきた。右側に並んでいる杉の木はどれも足元につるが巻き付いていて、昔流行ったルーズソックスを履いているように見える(写真下)。 そしてその向こうに見えるのは桜!早咲きの河津桜の花が咲き始めている(写真下)。木々のトンネルから抜けて明るくなったところにサクラで気持ちもぱっと明るくなった。 小高くなったところには大黒様(写真右下)が祀られている(10:35)。この大黒様は江戸時代中頃のものだそうで、最初はふもとにあったものを、高いところから見守って福を授けてほしいという願いから上に担ぎ上げたというような説明書きがある。 ここからは北西方向(駐車場方向)の展望がすばらしい(写真パノラマ下)。真向いは先ほどから見えていたベージュ、緑、茶色のグラデーションで構成されたのどかで美しい山(丘?)。左奥には昔登った富山、その右に今日すでに何度も見た伊予ヶ岳、そして鋸山も見える。だが、残念なことに富士山は閉店中。 | |||||||||||||||||
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