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歩いたコース | ▲雌阿寒温泉登山口〜1合目〜3合目▼ | ||||||||||||||||||||||||||||
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この日は早朝5時から、カヌーで釧路湿原の川下りを楽しんで、9時頃塘路(とうろ)から阿寒へ車で移動。途中でこれから登る雌阿寒岳が見えた(写真左上)。雌阿寒温泉駐車場に着いたのは11時ごろ。 早速準備をして登山開始(11:15)。針葉樹林(アカエゾマツ)の林の中に入っていく(写真左上マウスオーバー)。足元にはゴゼンタチバナの実が終わったものが多いなか、まだ赤い実をつけているものもある。 しばらくすると、「旧登山道を使用してください。」という紙が木に巻き付けられていて、道にはひもが張ってあり通れなくなっている。木の根っこがむき出した歩きにくい旧登山道を上っていく。 「1合目、山頂まで2.9km、登山口まで0.4km」の標識が現れた(11:30)。ここで通行禁止の道と合流した。合目標識があるということは、自分がどの辺を歩いているのかを確認できるので歩きやすい。 さらに林の中をどんどん進んでいく。途中でご老人が周囲の写真を撮っていた。苔や緑や木の根っこが織りなす光景を庭園のようだと言っていた。相変わらず木の根っこ(写真下)の多い道を歩いていくと2合目に到着(11:45)(写真左下)。すでに下山してきている人がいる。 3合目はわずか10分後に現れた。(写真左下マウスオーバー)。3合目を過ぎるとハイマツの道になり空が見えるようになった。開けたところから振り返ると広大な原始森の絶景(写真下パノラマ)! 進行方向を見るとこれから上っていく尾根が見える。ほとんどハイマツのトンネルになっているが、ハイマツが途切れているところではハイカーの姿が見える(写真下マウスオーバー)。 2合目と3合目が短かったので4合目もすぐ現れるかなと思ったら、これがなかなか現れない。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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| ▲8合目〜雌阿寒岳頂上〜下山▼ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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急登になってすぐに8合目に到着(13:08)(写真左上)。振り返ると今歩いてきた緩やかな道とその向こうに原始の森が見える(写真左真ん中)。この辺までくると下りてくる人も上ってくる人もあまりいない。このまま頂上に行っても誰もいなかったら、と思うと寂しくなってくる。 緑がなくなり火山礫だけになった道に、メアカンフスマという可憐な白い花が咲いていた(写真下)。さらに上って9合目到着(13:20)(写真左上マウスオーバー)。 火口壁の外輪を歩くようになると「シューッ」という大きな噴射音が聞こえてくる。2006年3月21日に小噴火のあった生々しい新噴気口が見えてきた(写真下パノラマ)。 風の強い火口の縁を少し歩いていくと山頂に到着(13:30)(写真一番上)。8合目ぐらいから前を歩いている人はほとんど見なかったので頂上には誰もいないかと思っていたら、7、8人ぐらいはいる。ちょっとほっとした。 山頂からは北東側の展望がすばらしく、火口の外輪の延長の向こうにフレベツ岳、阿寒湖、その向こうに雄阿寒岳が見える(写真下パノラマ)。後ろ(南西)を向けば丸いおわん型の阿寒富士が見える(写真左下)。 山頂は風がかなり強いので長くはいられず、すぐに下山開始(13:35)。9合目前後のガレ地で今回もまたずるっと滑ってころんでしまった。。。 その後日が差したりもしていたのだが、見下ろす原始の森が次第に鉛色の雲に覆われてきた(写真下)。6合目ぐらいでとうとうぽつぽつと雨が降ってきた。いったん止んでこれで終わりかと思ったら、4合目ぐらいからまた降り出した。今度はしばらくまとまった雨が降って、2合目ぐらいまで下りてきたころで止んだ。1合目に戻ってきたころには日が差していた(16:05)。 雷雨ではなかったが雨になったのは、早朝のカヌー体験のときのガイドさんの予報どおりだった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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