●大沼と覚満淵

 
赤城山
長七郎山

ビジターセンター→覚満淵南側→鳥居峠→長七郎山→小沼→長七郎山の山裾→鳥居峠→覚満淵北側→ビジターセンター
年月日

2025年9月17日

地域 群馬県赤城山
標高 1579m
天気

晴れ

ひとこと

大沼、小沼、覚満淵の絶景

 

 

山々のレイヤーが美しい
 
歩いたコース  ▲ビジターセンター〜覚満淵▼
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●覚満淵

●覚満淵のシンボルの木々

●覚満淵の東側から見たところ


 

赤城山の最高峰、黒檜山(くろびやま)に上ったのは、2007年。あれから18年も経った。あのときも9月後半だった。時間もなく急登、急降下で終わったので、次回は紅葉の時期にミニ尾瀬と呼ばれる覚満淵でも歩きたいと思っていたのだが、今回やっと歩くことに。そのあと軽く長七郎山まで上って小沼経由で戻ってくる予定。紅葉の時期にはちょっと早すぎるのが残念。

現在ビジターセンターは取り壊され工事中だが、臨時トイレなども設置されており、覚満淵の入口もわかりやすい。

鹿侵入防止策の入口を入ると(8:45)すぐ覚満淵の沼に出る。周囲の山とコラボして庭園のように見えて美しい(写真左上)。ここから沼に沿って設置された南側の木道を歩いて行く。

この季節はやはりあまり花のない時期なのだろうか。サラシナショウマや終わりかけのアキノキリンソウ、アザミなどがポツンポツンと咲いているだけ。前回も9月の後半だったが、あまり花がなかったのを覚えている。ただ去年9月末にいった同じ県内でも榛名山の水沢山の方はまだまだ花が多かったように思う。

ネットにはアケボノソウやセンブリが少し咲いているところがあると書かれていたが、場所がよくわからず見つからなかった。

でもなんといっても覚満淵のシンボルといえば、霧が立ち込めたときにカメラマンたちの被写体となる木々。この辺だなというのはすぐわかる。すでに9時近くなので、期待はしていなかったが、やはり今日は霧が全く出ていない。早朝からもともと霧は発生していなかったのではと思うぐらい全くの快晴。とりあえず、例の被写体をカメラに収める(写真左真ん中)。

覚満淵の東の端までやって来ると(写真左下)(9:05)、指標に従って鳥居峠の方へ。

赤城山:標高1828mの黒檜山(くろびさん)を主峰に、駒ヶ岳、長七郎山、地蔵岳などで構成された山々の総称。それらの外輪山に囲まれた中央部には、カルデラ湖の大沼(おの・おおぬま)や覚満淵、小沼(この・こぬま)がある。

     
覚満淵入口 鹿侵入防止ネットの中へ サラシナショウマ
ツルニンジンの実 池塘 ダケカンバ

 

▲覚満淵〜鳥居峠〜長七郎山▼    
  

林の中(写真右上)を少し上ること7,8分で車道(写真下マウスオーバー)に出る。すぐ東側に鳥居峠がある(9:15)。駐車場も含めて広い場所だが、ここも工事中のようだ(写真下マウスオーバー)。

ここは先ほど歩いていた覚満淵とその向こうの大沼の両方が見える絶景ポイント(写真一番上)。大沼の方は水位が少し下がっているのがわかる。このあと行く小沼の水位が下がっているというのはネットで読んだが、大沼もなのか。。。2007年のときはここまで水位は低下していなかったと思う。

覚満淵とは反対側は霞んでいるが、山々が幾重にも重なっていてグラデーションがきれいだ(写真下パノラマ)。雲海が見えるスポットになっているのはこの場所のことだろうか。でもこの日は雲海は早朝であってもなかっただろうな。

ここから小沼方面への標識に従って階段を上っていく(9:20)。今年の7月と8月にクマを見た情報があったようだが、しばらくの間は鳥居峠の工事の音が聞こえるため大丈夫そうだ。途中から木の階段が少し続く(写真下)がそれを超えると小沼との分岐点に出た(9:40)。

長七郎峠の方へ向かう。途中から大きめの丸い石がごろごろころがっているところがあるが、それを通り過ぎて、さらに進んでいくと、細い尾根道となり(写真下)、くねくね歩いて行くと長七郎山(ちょうしちろうさん)に到着(10:05)(写真右真ん中)。

山頂は開けていて東側と南側は視界を防ぐものは何もなく関東平野が見渡せるはずなのだが、全体的に霞んでいる上、雲が邪魔してあまり見えない(写真右下)。晴れている日はスカイツリーも遠望できると書いてあったのに残念。

ここで軽くお昼を済ませ、小沼の方へ下りていく(10:20)。

 


鳥居峠へ(林の中を歩く)

長七郎山山頂

山頂からかすかに街が見える

     
鳥居峠からの幾重にも重なる山々
鳥居峠(工事中) 小沼方面へ階段を上る 長い木の階段
ムシカリの実 小沼方面との分岐点 林の中(丸い石がごろごろ)
ナツアカネ 長七郎山山頂近くの尾根道 ●長七郎山山頂から雲とトンボ

 

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長七郎山〜小沼〜覚満淵〜ビジターセンター▼

  


賽の河原(北側には地蔵岳)


小沼


覚満淵の北側の道を通る


水鏡(水鏡1)

 

少しガレ場を下りると開けた場所になっていて、石積みが歩く方向に並んでいる。ここが賽の河原(写真左上)。

真正面に見える山は標高1572mの荒山(あらやま)(写真左上)。進行方向右側(北西)には電波塔のある地蔵岳(1674m)が見える(写真左上マウスオーバー)。

この後また林に入るが(10:30)開けた場所もあり、少しずつ標高を下げていくと小沼に到着(10:45)(写真左上から二番目)。青い空とそれを映す水面と白い砂浜がまぶしい。

しばらくは小沼に沿った遊歩道を歩くが、途中から砂浜に出て歩く。というかそもそもこのような広い砂浜があること自体が異常らしい(写真下)。

「前橋市の赤城山で、山頂エリアにある小沼の水位が、7月中旬頃から急激に低下している。標高1470メートルに位置する小沼は流入する河川はなく雨水が主な水源だ。この低下は、降水量の減少と猛暑が原因とみられる」とのこと。

小沼は8月の最初の時点で、「湖畔から水のあるところまで最大約40メートル干上がり、湖底にひび割れも発生。遊歩道を使わなくても1周できるほどになっている」

確かに9月の今でも湖の周囲には白い砂浜が見られるし、「長七郎山の山裾」近くの砂浜はかなり広い(写真下)。8月ほどではないかもしれないが、まだ水位はそれほど回復はしていないのかもしれない。

白い砂浜で広い空を見上げると雲の端に彩雲(光環?)を見つけた!吉兆の象徴と言われているので、この湖の水位も早く回復してほしい。

その後「長七郎山の山裾」から少し上り、関東ふれあいの道を長七郎山登山口の方へ歩く。途中で左側に黒檜山と駒ケ岳の麓に大沼が見えた(写真下)。右側には木々の間から小沼がほんの一部だが見える(写真下)。

長七郎山登山口まで来ると(11:15)元来た道で鳥居峠・覚満淵へ下りた。覚満淵では今度は北側を通って戻ってきた(写真左上から三番目)。

出口すぐ手前の木道からは、湖面に山や雲が水鏡のように映し出されていた(写真左一番下)。

ビジターセンターに戻ったあと、大沼の方に車で行き、「バンディ塩原」でワカサギ定食(写真下)をいただいて帰った(18年前は「見晴館」でワカサギ定食をいただいた)。

今回も昨年の榛名山登山の時と同様に、夜景のすばらしい「創造の森キャンプ場」にテントを張った(写真下)。2日目は夜通しずっと雨だった。

     
小沼への道(明るい林) 小沼到着 小沼の広い砂浜を歩く(遊歩道を歩く)
ナナカマドの実 彩雲 大沼ズーム(黒檜山の裾野に大沼)
右側には小沼も木々の間から少し見える ワカサギ定食(「バンディ塩原」) 創造の森キャンプ場