甲武信岳の頂上にて
 
甲武信岳毛木平→山ノ神→西沢のナメ→千曲川水源の碑→甲武信岳→往きの逆
年月日 2000年8月5日〜6日
地域奥秩父
2475m
天気曇りのち雨のち晴れ
ひとこと気まぐれ天気
温泉明野ふるさと太陽館(茅野)
 

 

  ▲白樺林でキャンプ▼
  


美しい白樺林

 

朝早く登山が開始できるように、前日はその近くの「廻り目ヶ平キャンプ場」にテントを張った。奥まったところは白樺林になっており真夏の暑さから解放してくれる。この近くにはゴツゴツした岩山が多いので、岩登りを楽しむ人たちもここを拠点にしているようだ。日中からどんよりしていた空もとうとう我慢ができなくなったのか夕方から雨に。
翌朝起きるとよく晴れていた。一晩中頑張ってよく雨に耐えてくれたテントを乾かしてから登山に出発。

 

▲甲武信岳に再度挑戦!▼  
   

甲(山梨)、武(群馬)、信(長野)の県境にある甲武信岳には今年の5月にも雁坂経由で挑戦している。積雪がすごく、歩くたびにひざ上まで雪にズボズボ埋まってしまうので怖くなって途中で断念(雪がとっても苦手なんです。山歩きは臆病なぐらいがちょうどいいといいますからこの決断は良かったと思っています)。

あれから3ヶ月、再度挑戦!さすがに雪はない。それに今回は楽なコースを選択。千曲川水源あたりまでは、昨日の雨で石が滑りやすくなっていることを注意すれば、あとは問題ない。源流のところで休憩してから、一気に急な坂を上ること30分。シーズン終わりで残りわずかになったシャクナゲの花が最後に背中を押してくれた。この最後の30分がきつかっただけに、頂上に着いたときは嬉しくてたまらなかった。

 
シャクナゲの花

 

 

▲気まぐれ天気▼
   
 ところが 頂上に立っても背景は真っ白(一番上の写真)。あれ?富士山が向こうに見えるはずなのに。さらに雷の音も聞こえてきた。早朝の青空は一体どこに...。急いで下山することにした。

下山の途中、西沢のナメ近くの川で飲水を汲もうとして、大きな平たい岩の上で滑ってすってんころりん。腕を少し打っただけですんだが、その後、雷ゴロゴロ、ピカピカ、そして雨ザアザアの最悪状態になってしまった。結局その雷さんもしばらく暴れた後静かになり雨も一時は止んだが、その日は最後まで気まぐれ天気だった。
近くの岩山