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歩いたコース | ▲駐車場〜福満寺〜五合目▼ | ||||||||||||||||||||||
●はクリックして拡大 | ![]() | ![]() | |||||||||||||||||||||
千葉県は2011年以来。「海ほたる」の駐車場でPキャンしたら朝焼けの中に富士山と飛行機と月が同じ方向に見えた(写真上)。羽田空港に近い「海ほたる」の空は、忙しい夜の時間帯には何台もの飛行機が空を舞って着陸を待っている場所。 最近『八犬伝』の映画を見たので、午前中に館山城(八犬伝博物館)に寄ってから、午後、八犬伝ゆかりの富山に行くことに。富山は2010年以来。 前回と同じ、富山中学校の近くの駐車場に車を停めて車道を歩き始める(12:50)。道沿いには、スイセンの花が咲き、イヌマキの実(終わりごろ)、マサキやキンマサキの赤い実がなっている(写真下)。 福満寺の標識のところで左に曲がり(13:00)、お寺の横の坂を登っていくと林の中に入る(13:10)。道は広くて舗装されているが、そのほとんどが枯葉や枯木などで覆われている。 林の中は真冬でも青々と葉っぱをつけた常緑樹が多い。木々に巻き付いたつるが小さいオレンジ色のつぶつぶでできた実をつけている(写真下)。どこかで見たことがあると思ったら、2018年にやはり千葉県の御殿山に上った時に初めて出会ったフウトウカズラの実だ。海岸近くに生えるそうなので、房総半島でよく見かけるわけだ。 少し歩くと右側の開けた場所にスイセンの群生地があった(写真下)。今回はちょうど見頃。 さらに進むと「一合目」の石柱が現れ、「二合目」(写真下)、「三合目」と進んでいくが、落ちた枝が道の中央にまで迫ってきていたり、根っこがむき出しになっている木も多い。 木に巻き付いているフウトウカズラもすごいが、木に巻き付くだけでなく空中で自由自在に動き回っているつるも多い(写真下)。 五合目にやってくると(13:45)道が少し広くなったところにベンチが置かれている。このあと、道は階段状の急斜面をジグザグに上ることになる。 | |||||||||||||||||||||||
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▲五合目〜南峰〜東屋〜北峰(山頂)〜展望台▼ | ●はクリックして拡大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジグザグの階段は、前回こんなに上ったかなと思うぐらいかなり続いた。今回は、根こそぎ取れた大きな木の根っこが道の一部を覆っていたり、大きな石がいくつも石段の上に転がっていたりする箇所があった(写真下)。そういえば、この辺は近年の台風などの影響をかなり受けている地域だ。 かなり上ってから見下ろしたところに山が大きく切り開かれて大きな施設のようなもの(写真下)ができているが何だろうか。 ようやく南峰の標識までやってきた(14:10)。標識方向に石段を上ると観音堂がある(写真右上)。ここに来る前に訪れた博物館(館山城)には、この観音堂は「伏姫の一周忌を迎えるためにこの山に建立した」という説明があった。八犬伝はフィクションなのに、史実のような感覚で見てしまうところが不思議。南峰の最高点はここではないようだが道がないので、元の道に戻り、北峰方向に進んでいく。 左手に伏姫龍穴への道の分岐点があるが、帰りはこの道を通ることになる。その後、愛の鐘がありその向こうに、ボタン杉の巨木(写真下)。 さらに進んでいくと東屋があり、「八犬士終焉の地」と書かれている(14:25)。広場になっており、ここから岩井の町並みや東京湾が見える(写真下)。この広場には舗装道が合流しているが、工事中のようでにぎやかだ。その後石段を上りつめると右手に富山(北峰)山頂(14:30)(写真右真ん中)。 近くにはつるまみれの大木が並んでいる(写真右真ん中マウスオーバー)。木の幹だけでなく枝もすべてがつるに覆われてしまっていて、蔵王の樹氷ではないが、モンスターのような塊になっている。よく見るとこのつるは、葉っぱがフウトウカズラではなく、近くでテイカカズラの綿毛も見つかったので、テイカカズラではないかと思う。眼下には鋸南町方面が、そして北東方向には、前回富山に上る前に上った伊予ヶ岳も見える(写真下)。さらにその延長線上に千葉で一番高い山、愛宕山(あたごやま)も見える。 今度は展望台のある広場へ(写真右下)(14:35)。心地よい陽だまりの中ゆっくり休憩。ここの展望台からはなんといっても海方向の眺望が素晴らしい。東京湾の向こうの富士山は見えなくなってしまっているが、大島方面までなんとか見える(写真下パノラマ)。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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